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Vol.22
「フランケンシュタイン対地底怪獣」
(1965年)
なお
地底怪獣にはバラゴンのルビがふられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/d1/4a3b2689c72052aaefea7b214ad3b92a.jpg?1714204553)
ドイツで研究された
フランケンシュタインの怪物の心臓が
第二次大戦のさなかに
日本の広島へ運び込まれ
原爆で行方不明となる。
心臓は成長して
人間となり、小動物を食べたりして
大騒ぎとなる。
90分ほどの映画で
約60分くらいは
フランケンシュタインの動向と
謎解きに終始する。
タイトルの通り
両者が対決するのは
最後の15分くらいか。
ゴジラが対決もので
ファミリー路線を見出してた時、
本映画は結構、硬派に進む。
せっかくの新怪獣、
活躍がみたいなあと
思っていると
ようやくバトルが始まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/e9/91eaf6c3d87e7665aac3c44088057a43.jpg?1714204531)
フランケンシュタインは
着ぐるみではないため
ライブアクション感が強い。
一方怪獣の方は
ワイヤーワークで釣られた
フライングボディーアタックが
炸裂する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/fa/52e953779bf49f7a93ba232be9f2292e.jpg?1714204511)
怪人対怪獣。
後のウルトラマンを彷彿とさせる。
さてラストは
突然の地割れに両者が落ちていくのだが
海外版では
突然出てきた大ダコにケンカを
ふっかけられ、両者絡まったまま
水の中に落ちて終了。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/e3/b1bf53d5de0b6ea879fbca288284abde.jpg?1714204489)
ムックを読むと
海外版は結局、海外で上映されることは
なかったようだが
マニアの間で知名度は高い。
DVDソフトでは
海外版がデフォルトだったりする。
いっそタコを主役にした
怪獣映画を作れば良かったのに。
あ、でも華がないなあ。
この映画のバラゴンも
そうだけど
怪獣は
爬虫類の方がいいかな。