小学館入門百科シリーズ15
「ウルトラ怪獣入門」から
怪獣大ランド(かいじゅうだいらんど)
「みんながビックリするような、大遊園地を作ろう」
怪獣たちの相談が、まとまった。
「まず、ジェット・コースターが、
ほしいな。宇宙怪獣ナース君、
コースターになってくれたまえ。」
誰が仕切っているんだ?


長さ120メートルの、金ピカの
コースターができた。
「ツインテール君は、45メートルの
展望タワーだ。」
体を立てて展望台になるツインテール。
口から入るらしい。上に上がるのには
体内を通るってことか?
どうやって登る?

チブル星人は、ぐるぐるまわるブランコになった。
頭脳派宇宙人も哀れである。

ねじりんぼうのブルトンは、そのまま
迷い道トンネルになる。
本当に迷ったりして。

ドドンゴは、子供たちをたくさんよんで、メリーゴーランドになった。
ドドンゴもたくさんきた。

空にはバルンガの気球が浮かんでいる。
雲みたいな奴。なんか怖い。


写真では見切れてしまっているが、
左下でカネゴンがキップを売っている。
まったく楽しい遊園地になった。
まったく楽しい遊園地になった。
「でも、一年に一日しか開けないんだ。みんな、いそがしいからね。」
怪獣が忙しい?
っていうのは街を暴れていることか?
ならずっと遊園地をやってて欲しいな。