きょうは全校登校日でした。
久しぶりに生徒諸君の笑顔に出会うことができて、とてもうれしく思いました。
全校集会では、校長先生から次のようなお話がありました。
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この夏、仙台育英高校が甲子園の高校野球で日本一になりました。昨年の夏は宮城県の予選で敗れたチームです。何か優勝するだけの秘密があると思い、調べてみました。
須江航(すえわたる)監督は、なんと埼玉県の鳩山中の出身です。身近に感じました。今回は監督の優れた点について話します。
1つ目は、日本一になるために、日本一の野球部から学んだことです。彼は2018年1月、仙台育英高校野球部の監督になったばかりの時、高校野球の名門校である大阪桐蔭高校の練習を見学に行きました。偶然にも外野のネット裏に見学者がいることに気づいた大阪桐蔭高校の西谷浩一監督が声かけ、話をすることが出来ました。須江監督は初対面の監督を質問責めにしたそうです。
2つ目です。「みんなの前で話す、そして意識を変える、行動を変える」ということを実践してきたことです。就任した年から甲子園に何度も出場しましたが、大敗することもありました。その試合後のインタビューで、「1000日以内に全国制覇する計画を立てて明日から練習します」と宣言したそうです。日本一への思いやそのための練習方法を生徒にも理解させて計画的にやってきたと言います。また地域の清掃活動や雪かきなどのボランティア活動にも積極的に取り組んでいたようです。
仙台育英高校の日本一は、大川学園流に言えば、「よい結果は、よい準備から」の実践に他なりません。
まとめです。小さなことから大きなことまで、やり方は「よい結果は、よい準備から」です。
2学期のよいスタートが切れるように、みなさんもしっかり準備をしてください。