

飯能市市民会館大ホールにおいて「(全日型)入学式」を行いました。
新入生の皆さん、入学おめでとうございます。
また、ご来場いただいた保護者の皆様、たいへんありがとうございました。
本年度も、合言葉は「顔晴(がんば)れ!」です。
以下、校長式辞の一部を紹介します。
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かつて、東日本大震災に見舞われ、たいへんな思いをした宮城県塩釜市に、「顔」という字と、天気の「晴れ」という字を書いて、「がんばれ」…、この言葉をスローガンにして、復興に向けて、まさにがんばってきた、いや、がんばっている地域があります。
きっと、他の被災地の皆さんも、同じような気持ちで、前向きに生きていらっしゃるのではないでしょうか。
「顔が晴れる」とは、「笑顔になる」ということ。つまり、たいへんな毎日だけれど、笑顔を大切にして、前向きに生きていこう!という思いが、そこにこめられているのだと思います。
あるいは、「一生懸命にがんばっている人の顔は、晴れ晴れとしている」というようにも、解釈できるかもしれません。
つらいとき、大変なときこそ、顔晴れ晴れと、心晴れやかに…。そんなふうに生きることができたらすばらしいと思いませんか?
私は、「大川学園高等学校は笑顔があふれる学校でありたい」と考えています。生徒も先生方も、いきいきと、晴れやかな顔をして、一生懸命にがんばっている、そんな学校でありたいと思います。
たとえば授業中、今までわからなかった問題が解けて「やった!わかった!」というときのとびっきりの笑顔、部活動で強敵から必死で一ポイントを取ったときのガッツポーズ、あるいは、行事に本気で取り組むときのキラキラとした瞳…。
ぜひ、どうか、今年度も、みなさんの笑顔を、そしてがんばる姿をたくさん見せてほしいなあと、心から願っています。