おひまこの野望

映画、イベントetc. なんとなく思うところを書いてます。

交渉人 真下正義

2006年04月07日 | 映画
兄がプレミアム・エディションを借りてきたらしく、見逃している作品なので見てみる。「踊る大捜査線」シリーズのスピン・オフムービーだけど観客動員はすごかったから興味はあったのね。

スピン・オフムービーといえば、「バットマン」から「キャット・ウーマン」が記憶にあるけど、意外と成立するもの。これはオリジナルの作品の内容がいいってことが大前提だけどね。そういえば、「007シリーズ」から演じる女スパイものがスピン・オフするって話どうなった?007シリーズ自体が新ジェームス・ボンドの配役ですったもんだしてたからすっかり立ち消えなのか...

さて本編に話を戻すと、すっかり交渉人としての立場が認知されつつある真下(ユースケ)に、地下鉄の新型車量をジャックした姿なき犯人から真下への挑戦が叩きつけられる。地下鉄をジャックした背後に潜む理由は...
ハリウッド版の交渉人をイメージしすぎてしまった。真下と犯人の駆け引きがメインかと予想していたらあまりそのあたりの緊迫感もなく。ましてや、地下鉄で銃を持った隊員がどどっと構内やホームに押し寄せても、乗客はなんだぁって感じで緊迫感すらただよわない。それが演出の意図なのであれば、それは間違いでしょ。銃を構えた隊員と一緒になって電車の来る方向を覗いたりするはずもない。そのあたりが現実感を伴わない、緊張感、臨場感をなくしてしまってる作品になってしまったのかもね。それに、真下って踊るのときとキャラが違って見えたのはおひまこだけでしょうか。
木島丈一郎(寺島進)やTTR指令室の指令長(國村隼)の過剰な演技もおひまこにはTOO MUCH。男性なら木島の演技は面白いのかもしれないけど、女性受けしにくいね、あのキャラは。たけしの映画のときはすごくいいと思うけど。

可もなく不可もない作品。プレミアム・エディションには「逃亡者・木島丈一郎」も入ってるので見ますけどね。それにしてもスピン・オフ・オフまで行くとは。踊るシリーズの登場人物の層の厚さはすごいものがあるね。


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1 コメント

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とろろ (まり)
2006-04-08 20:38:28
芸能人のヒミツ教えちゃいます♪

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