今週末の天気は今ひとつの予報。曇り空ですが当初の目的どおり田沢湖方面へ向かいました。ところが仙岩トンネルを抜けたとたん真っ青な青空が。なる程、最近ヤマセ気味なので東風が奥羽山脈に遮られ日本海側は晴天というパターンですね。
途中アルパこまくさ前で秋駒8合目へ向かうバスとすれ違いました。満席状態のようでした。今日は秋駒良いでしょうね。でも、やっぱり一度登った山よりも新しい所を優先してしまう自分がいます。
そして今日もタイムリミット付き。用事があるので3時前には戻らなければなりません。早速気を引き締めて未知なる山へ出発です。
■記録
鶴の湯温泉到着。この温泉はいっつも混んでるな。間違っても入りたくはない
温泉の左手その名も鶴の湯神社が登山口である
神社に参拝し一山越えれば直ぐ林道に出くわす。ここは蟹場温泉へ向かう山道との分岐
登山道は左右どちらへ進んでもまた一つの路となる
落葉樹林帯の路は涼しいとは言え、真夏の太陽は直ぐに体から大量の水分を奪う。所謂汗だくである
花火のようなエゾアジサイがわんさか咲いていた
時折このような笹薮もあるが、基本的に歩きやすい路だ。前半このような感じだと足に優しい
早くも秋を感じさせる景色も。トンボが多く飛んでいて、ナナカマドは既に紅葉を始めているものも。季節の先取りし過ぎ
大深岳からの周回するコースに合流。赤い方を辿れば乳頭山へ。入口からかなりの藪である。どっちが幹線なのかという感じ。当然自分は白い方へ
分岐を過ぎた鞍部に達するとグチャグチャの泥ロードに悩まされる。何度か踵までズボッと
大シラビソと青空
長い樹林帯を登り切ると突如低木帯に変化
まもなく小白森山に到着。大白森には「山」はつかないが、ここは小白森山である。訪れる人も少ない山はこの格好が最適だ
小さい湿原があるが花は多くはない
先に進む。小白森山を過ぎるとまた樹林帯に突入。再び鞍部の泥と急登の路
お~開けるかな・・・
出ました。広い!
すばらしい。青空と草原。み・ご・と
まず目に飛び込んできたのが岩手山と乳頭山。珍しく東風だな。岩手内陸方面は雲海の中
振り返るといろんな山がこんな角度で見える。美しい
先週登った鳥海山。敬意を込めてアップで
山頂付近の標柱到着。ここが本日のピークだ。本当は西側に頂上あるらしいが湿原に入るのはタブー
最高に気持ちがいいー。これ以上の形容が出てこない
花は少ないが、タチギボウシさん、キンコウカさんが主流。ここは遮るものが無いので風が強いんだろうけど頑張って咲いている
北側に見える山々。いやー今日は天気に恵まれたな。ただテーブルマウンテンの地平で、どの山も麓は見えない。これまた不思議な感じだ
最後の一輪を咲かすキスゲさん。今年は見納めかな
それにしても不思議いい所だな~。この風景を一人独占めというのがまた良いもんだ
唯一あった池糠で少しゆっくりしてみる
この大白森惜しいかな若干東に傾いているため保水力に乏しいようだ。そのため全体的に湿原とは言えず花も多くは咲かない。乾いた高層草原という表現が正しいかな
まだまだゆっくりしていたいところだが、そろそろ戻らねば・・・とっても名残り惜しい
中略・・・帰りの樹林帯長い。人も入っておらずなかなか来られないところがこの場所のいい所なのかもと思う
鶴の湯に戻ってきた。今日も無事でありがとう
■タイム
07:36 鶴の湯登山口出発
07:42 蟹場温泉分岐(林道)
08:42 乳頭山分岐
08:59 小白森山
09:31 大白森到着→散策
10:03 下山開始
10:24 小白森山
10:35 乳頭山分岐
11:09 蟹場温泉分岐(林道)
11:14 鶴の湯登山口到着
※登り 1時間55分、下り1時間11分
■GPSログ(距離:11.20km、高度の上昇/下降:692m/-692m)
勝手に難易度指数:26points
■感想、反省等
・今日の登山者は、ほぼ同時に出たもう1人と自分の2名でした
・先行の人を小白森まで追いかけましたが湿原には目もくれず
・ずんずん先に行ってしまいました。縦走なのでしょうか?
・それにしてはずいぶん軽装でしたね
・危険箇所はありませんが下りで滑ります
・霧中を登る覚悟でしたが結果快晴で嬉しい誤算でした
・大白森の終点以降はまた樹林帯の藪路のようでした
・曲崎山にはいつ行けることになるやら
・これで岩手の山150の内110座達成です
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