登山ガイドyassyの実験的ぶろぐ

岩手山

岩手山・・・網張~鬼ヶ城~御神坂コースずっぱりと堪能
さかのぼり投稿第30弾!!
毎年1回は登りたいと思っている地元岩手山。今回で8回目になります。息子サットに声を掛けたら、鬼ヶ城に行って見たいということで、このコースに決定。今日の行程はとても長いので網張からリフト利用で出発します。

■記録

第3リフト付近から。秋駒や乳頭方面が見えている

犬倉山直下の温泉元湯を見下ろす。今日は曇り空ながらなかなか眺望が効く感じ

姥倉への坂道。今日の登りでは一番の急登かな?

大好きな場所。ここは不毛の地、姥倉付近の風衝地であり地熱地帯でもある。当然草木は育たない

黒倉までの広い稜線を行く。ここら一体は過去に入山規制されたこともある場所

少し遠回りになるが黒倉山に立ち寄ってみる。ここは切れ落ちた断崖絶壁、そして高温ガスが噴出する岩手山で最も危険なエリア

常に蒸気が立ち込めていて、気温も高く蒸し熱い感じ。正に生きている山を実感できる。下には温泉も湧き出す大地獄谷が見える

そしていよいよ鬼ヶ城に入る。こんな感じの火成岩のガレやザレ場を進む。激しいアップダウンを繰り返しながら標高を上げていく

何時の時代に置かれたのだろうオレンジジュースの缶があった。プルタブではなく2箇所に缶切りで穴を開けて飲むタイプ。もやは名物なのかも知れない。

こんな切れ立った稜線を進んでいく。何時来てもワクワクする。雲で山頂は見えていないが、天候など関係ない

「窓」という場所。向かい側に対峙する稜線「屏風岩」が見える

さっき登った黒倉山がもうあんなに小さく見える

こんなトリッキーな岩場も出現して、本当に楽しませてくれる

ここ!この赤茶けた斜面をトラバースする場所、ここは以前通過した際も何かしらのフォースを感じた場所。奥に人のようなものが写っている。前回の写真もそうだった。実は今回それを確かめに来たのだが、近づいてみるとやはりただの岩だった。そして新たな発見!ラピュタのロボット兵が横たわっているような岩があった。ラピュタ岩かな。そういう風に見えさせる不思議な場所

それでもその傍らには、コマクサさんも咲いていたりして、緊張を緩和させてくれる

鬼ヶ城頂上直下の御神坂分岐に出合う。ここで昼ごはん。どうやら岩手山山頂は雲の中だし、バスの時間も心配なので、すぐに御神坂へ下ることとする

上部は這松の気持ちがいい下り。その後一気に急坂となる。岩場で滑落しないように慎重に高度を下げる

ここもまたパワーを感じる「傘締」と言われるところ。ロープ場となっていてマックス滑落注意である。落石にも気をつけなければならない

・・・中略・・・名物「埋もれた鳥居」「大滝展望台」「ワラジ脱場」「切接」などのイベントを通過し無事下山。この御神坂コースはやはり難所である

さすがに今日は足に来た・・・。網張へ向うバスを待つ

■タイム
08:10 網張登山口からリフト
08:48 リフト降場
09:40 姥倉分岐
10:11 黒倉山頂
10:28 切通し
12:20 鬼ヶ城頂上、休憩
12:50 下山開始
13:27 傘締
14:59 御神坂登山口到着
※登り 4時間10分、下り 2時間9分

■GPSログ(距離:15.7km、高度の上昇/下降:1472m/-1634m)

■勝手に難易度指数:47-3(リフト利用)=44points

■感想、反省等
・2回目の鬼ヶ城は曇りベースだったが、半端無く楽しめた。
・反面、歩く人も少ないので、怪我とかした時のことを考えてしまう。
・鬼ヶ城で昼食し、しばらく9合目から山頂に向う人たちの様子を見ていたが、皆途中から雲の中に突入して行った。きっと強風ガス視界0だろう。
・今日は無理をせず御神坂の下りに神経を尖らせた。
・結果無事に降りてこられた。山に感謝。
・御神坂の下りは要注意。黒倉の断崖絶壁と硫化ガスも同様である。

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