○今日の日は心して湧け入道雲
○見上げれば君思はるる雲の峰
○向日葵も頭を垂れる原爆忌 . . . 本文を読む
本文取り 本説取り の歌遊び
○花散らす春の嵐の夜は明けて木立にひそと小鳥啼くなり
○道端の墓とも見えぬ石ころに椿一輪雨鮮やかに
一首目の本文 孟浩然 春暁にかけて
春眠不覺曉 處處聞啼鳥 夜来風雨聲 花落知多少
春眠暁を覚えず 処処啼鳥を聞く 夜来風雨の声 花落つること知んぬ多少ぞ
二首目は本説と言えるかかどうか? 五木の子守唄にかけて
おどんが . . . 本文を読む
○老桜や鎮守の杜に神さびて
○老二人今年も見上ぐ桜かな
○神ながら鎮守の杜に散る桜
○廃校や門に桜の吹雪きたり
昨日に続いて今日も好天、遅れていた神社の桜も咲き、
見渡す山も花霞、好いなあと思っていたら、
土日は荒れると天気予報が云う。
当らぬように、と祈るしかない。 . . . 本文を読む
Edith Piaf sings "Milord"
これは去年の事、そして今年のこれからの事。
土手の桜はもうすっかり散ってしまって、
そのかわりに斜面に黄色く波打つのは菜の花。
土手の横の田も減反作で一面の菜の花の畠、
菜の花の上を、紋白蝶が互い違いになって飛んでいる。
桜も散って私もすっかり年をとってしまった。
こうやって一人土手に座り込んで見ていると、
聞こ . . . 本文を読む
Mozart - Lacrimosa
春嵐のおさまった静かな春の夜、
久し振りにモーツァルトのレクィエムを聞いた、
「ラクリモーザ・涙の日」を。
この曲はまず弦楽器がか細く響き出す。
静かに繰り返される弦楽器のこの響きは、
私には月光の中はらはらと舞い落ちる桜の花びらや、
あふれ出て頬をつたい落ちる涙のしずくを連想させる。
そして、静かな、深い、哀 . . . 本文を読む
播磨の春を告げる郷土料理「いかなごの釘煮」
味付けは醤油、酒、味醂、黄ザラメ糖、土生姜が基本だが、
その配分は各家によって千差万別、そこへゴマや山椒を入れたり、
一つとして同じ味は無い、と云うくらい作り手によって味は見事に違う。
いかなごの漁期は短く将に年一回の旬の時だけのものだから値段も高い。
各家の主婦は時季が近くなると「まだか」と魚屋に声をかけ、
「入った」と . . . 本文を読む
Angela Gheorghiu: "Je te veux" by Erik Satie
○突然にあの曲止めてと君は言う昔の彼とよく聞いたからと
○海沿いのカフェのガラスをつたう露汝が頬つたう涙うつして
. . . 本文を読む
Edith Piaf - Non, je ne regrette rien (1961)
(ピアフNon, je ne regrette rien私は後悔しない)
東北の被災地にも季節は人に関係なく過ぎ行くように、
兵庫県の山里にも、短い春はやってきて過ぎていく。
北の峠から南に、瀬戸内海へ向かって、
流れ下って来る川ぞいにぽつぽつと村があり、
土手にはところどころ桜 . . . 本文を読む