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『鹿の王 下巻 還って行く者 / 上橋 菜穂子』を読んで

2015年04月08日 | 本、読んだよ!

『鹿の王』が2015年の本屋大賞を受賞しました

 

上橋菜穂子さん、おめでとうございます

 

読んだばかりの大好きな作家さんの本が受賞って、嬉しいっ

 

ちなみに、本屋大賞とは

 

新刊書の書店(オンライン書店も含みます)で働く書店員の投票で決定するものです。

過去一年の間、書店員自身が自分で読んで「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」

と思った本を選び投票します。

また「本屋大賞」は発掘部門も設けます。この「発掘部門」は既刊本市場の活性化を狙ったもので、

過去に出版された本のなかで、時代を超えて残る本や、今読み返しても面白いと書店員が思った本を選びます。

 

とのことだそうデス

 

 

  『鹿の王』なのに、どうしてオオカミの絵

 と思われた方、読んだら理由がワカリマス

 

 あらすじを紹介しようと思ったんだけど、それはインターネットで検索すればわかるので、止め

 

 気になったフレーズを手帳に書き写したので、それを載せてみました

 

 『自分たちが思いたいように思わせてくれる…神』  狂信的な思いに囚われ破滅へと向かって行く少数民族の頭に対して、

                                       主人公が思ったこと

 

 『憎悪の底にある“虚無”の孤独』  病で妻と息子を亡くした主人公の抱える孤独

 

 『神から頂いた“人としての役”を果たす』  このフレーズの神は、先にあげた神とは違い、感謝を奉げる太陽のような存在

 

 『菌が体に住み着いて、人を生かしている』  腸内フローラが最近の医学でもモテハヤサレテます

 

 『ぼんやりした同情が、残酷な未来を与える』  こういうことって、往々にしてありますねェ

 

 『急いてはだめだ。まず何が起きているのか? 目的だけを考えて動くと、取り返しのつかぬことに』

 

 『後悔なんてしてる暇はない。』  恋人が病に倒れたときのホッサルの言葉

 

 『困難を乗り越え自分より長く生きた人…敬うべき』  地位や名誉を敬うのではなく

 

 『危難に逸早く気づき、わが身を賭して助ける…これが鹿の王』  こんな政治家さん、求む

 

 『身体の中に様々な小さなモノたちが、休むことなく連係しつつ働いている』  生きているだけで凄いこと…感謝の気持ちになります

 

 人の身体の中のことと、外側で起こっていることとは、シンクロしているのかもしれないネ



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