ZやCB、マッハ等の修理、販売がけっこう得意な、愛知県豊橋市のオートバイ屋『ZAPPER(ザッパー)』です。

ZやCB、マッハ等の修理、販売がけっこう得意な、愛知県豊橋市のオートバイ屋『ZAPPER(ザッパー)』です。

ポイント調整のポイント(ダジャレです。涼んでください)。

2012-09-23 20:58:11 | ZAPPER業務連絡.。
 え~、クソ寒いタイトルで申し訳ありません。

 正式名はコンタクトブレーカーといいます。

 プラグに火花を飛ばすタイミングを決める、結構重要なパーツです。
  
 70年代までの車両には多く使われていますが、それ以降は
トランジスタ点火、CDI点火等の無接点方式に移行していきます。

 そう、こいつの弱点は、接点(青丸のところ)があることなんです。

 ポイントカバーをはずしてエンジンをかけてみると
ポイント接点でも、パチッっと火花がでる時がありますが、そう、
その時は、スパークプラグは『一回休み』状態です。
アイドリングがちょっとフラフラする原因にもなります。
で、それが積み重なると、接点が焼けたり、溶けて減ってきたりしてきます。

 また、ヒール(と勝手に呼んでいますが、正式名称は不明。赤丸部分)も、
カム部とず~っと接触しているので、だんだんすりへってきます。

 どちらの摩耗も、ポイントギャップ、点火時期がずれる原因です。

 だから定期的に調整が必要なんですが、めんどくさいですね。

 というわけで、80年代以降は、高性能で、ノーメンテナンスの
無接点方式にかわってしまったんですね~(ホントかな?)。

 しかし、ポイントにもいいところがちょっとある。

 ひとつは、構造が簡単なので、壊れない。
なにせ、電気が流れるのが見えそうなくらい(みえませんが)シンプルなので、
メンテナンスさえ怠らなければ、トラブルになりにくいです。

 CDI、フルトラともに、壊れる時は、けっこう突然逝きます、なんの前フリもなしに。
家の近所だろうが、北海道だろうが、通勤ラッシュだろうが、深夜だろうがお構いなしです。
 また、ほぼブラックボックス化してますので、
トラブル発生時は、消去法で原因を探していくしかない。
(バッテリー、プラグ、プラグキャップ、プラグコード、IGコイル、そこまでの配線を確認、
大丈夫なら、ま、これしかないだろう的な探り方をします)
 ま、最新式は、高性能な、チェッカー(テスター)があるかもしれません。
が高性能なだけに、お値段も高いよね、きっと。

 ポイントのいい所をもう一つ。
値段が安いんです。コンデンサもね。ほとんどが、2000~3000円の価格設定です。
オートバイ屋さんに交換を頼んだとしたら、払うお金の半分以上は工賃だと思ってください(笑)。

 
 いまさらですが、最後に、ポイント調整のポイント(サブッ)を。


 『調整は オートバイ屋で やりましょう(有料)。』

 『いつまでも あると思うな 親とポイント。』



 
 ※ 画像向かって右がお古で、左が新品です。
  右のポイントのヒールが磨り減っているのがわかる?
 

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いつも抜群の仕上がりです、茗荷シートさん。

2012-09-23 20:40:36 | ZAPPER業務連絡.。
 納車整備中の車両のシートが仕上がってきました。



 仕上げてくれたのは、いつもお世話になっている浜松の茗荷シートさんです。

 純正っぽく仕上げてほしかったので、元々のレザー、スポンジも送って
クリソツに作ってもらいました。

 スポンジは見本のつもりだったのですが、

  『まだしっかりしているよ。』

 とのことで、再使用することに。だから形状は、モノホン当時物です(笑)。

 シートベースのコンディションもよかったので、サビているところを部分塗装で。


 
 だから、当時のコーションラベルもこのとうり。



 運転前には、仕業点検を忘れずに(しないだろうな~)。
コメント (1)
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