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首都圏サラリーマンドクターのつぶやき

循環器内科を専門しています.時々首都圏電車通勤事情を語ります。昔から自動車が大好きです.

花冷えの一日

2008年03月31日 | 日々の雑感
横浜は朝から冷たく強い雨脚で、すっかり花冷えの3月末です。長男を学習塾までクルマで送迎し、午後から勤務先へ「身分証明証」や「保険証」を返却しに行きました。

午後にはすっかり雨も上がり、清々しい青空が広がります。夕暮れの中、さわやかな気分で、通い慣れた病院を後にして「師団坂」を下りました。

わずか2年弱でしたが、思い出いっぱいの勤務地です。スタッフや患者さん、皆さん色々お世話になりました。

明日から新しい職場です。気分一新、また頑張りましょう!宜しくお願い申し上げます。

スネークマンショー アンソロジー!!!

2008年03月23日 | 日々の雑感
最近の通勤の友です。

先日池袋のHMVで発見、この方々のCDは「発見したときに即買!」が鉄則と考え、ただちに大人買いしてしまいました。職場の仲間に自慢していたところ、少し若い世代は「スネークマンショー」を全く知らないことに気がつき、愕然としました。

これからも発見し次第、着実に買い集めてゆこうと密かに決意しています。ただしヘッドホン以外では聞くべき内容ではないので、クルマの中では聞かないようにしています。

3月です!

2008年03月03日 | 日々の雑感
卒業シーズンですね。そして桜の季節もすぐそこまで来ています。

今年も友人たちと九段で観桜会を企画しています。実は昨年は私が胆石で緊急入院となり、この企画は中止となっており、友人一同をがっかりさせたのですが、早くも一年が経とうとしています。今年こそ宜しくお願いいたします。

医療安全調査委員会なる組織

2008年02月28日 | 日々の雑感
厚生労働省は新しい医療安全調査のための組織(法的強制力を持つ捜査機関)を設立しようとしています。様々な問題点が指摘されている「悪法」となるようですが、小泉改革の目標としてきた医療費抑制(=現行の医療制度の崩壊)の、総仕上げと見られます。ますます萎縮医療が進行し、救急医療は壊滅すると思われます。

ここまで来れば、もうシナリオは見えていますが、どのメディアも敢えて報道しないようです。

ひょっとしたら聡明な文系のメディア関係者は、皆解っている、そして諦観している、そんな気がしてきました。

MacBookの小さな不具合

2008年02月20日 | 日々の雑感
日常でMacBook13(黒)を使用するようになり、約2週間経過しました。まずまず順調ですが、困った現象に悩まされます。本当に些細な事ですが、時刻設定がすぐに狂ってしまうのです。Windows Xpで起動した後に、Mac OS Xで起動し直すと、高率に時刻がずれています。私から来たメールで、「時刻がずれている」とお気づきの方、そのような事情なのです。

誰か、OS X Leopardで同様の点にお悩みの方、ご意見ご助言をお待ちしております。

救急医療の特殊性について

2008年02月13日 | 日々の雑感
診察医師の過失認めず、遺族の請求棄却=男児割りばし死亡事故-東京地裁
(時事通信) - goo ニュース


思えばこの事件あたりから、救急医療現場の疲弊感が強まった気がします。多くの医師がリスクに見合わないと考え、専門外を理由に断るようになっています。かく言う私も、夜間の救急隊からの要請で「吐血」など、明らかに自分の手に負えないと感じる場合には、受け入れは出来ないと説明します。またそれ以外で、患者さんから直接受診希望の電話の際にも、「専門外ですので、出来る範囲での応急処置で良いか」確認する事にしています。多くの方は、それでも結構ですと言われて受診されますが、中には「専門医」でなければ受診しないと、断る方もいます。(深夜にです!)

救急医療や、高度専門医療は、ますます集約化されねばなりません。それと同時に、医療事故や医療過誤に対する審査や、賠償責任について、より現実的な解決をはかるべきと思います。このまま現在の風潮が続けば、現在の医療保険制度を給付する救急医療の現場から、医師や看護師はいなくなり、時間外は完全な(会員制)自由診療という時代が来るかも知れません。

医療過誤は刑法犯なのか

2008年01月29日 | 日々の雑感
医療過誤事件捜査を放置 人手不足の警視庁捜査一課(ファクタ) - goo ニュース

そもそも刑法犯や公安事案を扱う「警察」が、医療過誤の捜査まで行うという体制は、世界的にも希有なシステムです。警察や検察が「医療界のしっぺ返しをおそれて、立件起訴しない」のではなく、あまりの専門性のために捜査自体が不可能なのです。この記事を書いた記者は「思いこみ」で、上述のような表現をとっていますが、「報道過誤」や「思いこみによる風評被害」については、自ら猛省するつもりはなさそうです。