㈱轟不動産☆経営者のブログ☆

会社のある西千葉近辺(千葉大・千葉経済・轟町・作草部)の話題、趣味のサーフィン・海・フットサルの話、ウリ坊(猫)の話

続きネコ続き

2009-06-18 18:30:22 | Weblog
今日は、のら4兄妹の中で一番私になつかなかったネコの話を・・・

クロスケは他3匹とは違い、1匹だけ真っ黒でした。
私は4匹同じように愛情を注いでいたつもりでしたが、
クロスケだけは・・・

産まれてすぐ位の頃は、真っ黒だと思っていたクロスケですが、
数ヶ月経ち、胸の所にうっすら白い三日月の模様がある事に気付きました。
その時は、「おしゃれさんやな~」位にしか思っていなかったのですが、
ふと気付くと、産まれた時は4匹の中で一番小さかったクロスケが、
他の3匹の倍ぐらいの大きさになっています。
エサも他のネコの3倍食べます。
鳴き声も他の3匹とは何か違います。

待てよ・・・
私は嫌な予感がしました。
イヤ、そんなハズは無い。

そうです、そんなハズはありません。
4匹が産まれてきた所を見た訳ではありませんが・・・

でも、そのあとすぐに私は決定的な光景を目にしてしまうのでした・・・
あのクロスケが、後ろ足だけで普通に立っていたのです。
遠くの空をぼんやり眺めながら・・・
私の存在に気付いたクロスケは、何事も無かった様に4足歩行で去って行きました。

私はつぶやきました。
「ネコじゃねーな・・・」
私の嫌な予感は的中してしまいました・・・

次の日、私はアラ巻きジャケでクロスケを釣り、何とかオリに入れ、千葉動物公園に
連れて行きました。
私も別れるのは嫌でしたが、仕方がありません。
ネコではなかったのですから・・・

ちなみにその時、すでにクロスケの体長はゆうに1mを超えていました。

私が今でも悔やんでいるのは、本当は動物園などではなく、広い広い北海道の
石狩川に連れて行ってやればよかった・・・という事です。


生後4ヶ月のクロスケ