私たち人間は、基本である一日というサイクルに支配され、更に一週間というもう一つ上のサイクル、更に一ヶ月、一年というサイクルに支配されつつ、日々過ごしています。 その中に各個それぞれの習慣を形成していると思います。
なかなか身に付かないのが善習(体操、瞑想、勉強etc...)で、なかなか脱する事が出来ないのが悪習(アルコール、甘いもの、ギャンブル、etc...)だと思います。
ある意味、人類を循環(Rotary)ではなく、螺旋(Spiral)の進化へ導くのは、極端な天才でも偉大な業績でもなく、日々の小さな善習(霊の果実)の積み重ねであるというニュアンスが、ケイシーのリーディングから読み取れます。
では、どうすれば悪習を断ち切り、善習へ変えていけるのか?
そのためには人間という生き物を論理的に識る事が何より大切な事となります。 直感(Intution・右脳)はもちろん重要ですが、しかし、地球三次元に生活している限り、やはりある程度の一般大衆に共通するような論理性(左脳)も大切となります。 要はどちらにも偏らないバランスが肝要となります。 一部のメデイアに洗脳されやすい人は、直感に関する本を読むとスグに 『人間は直感ダー!』 と考える人が出てきますが、
「極端に走らないこと」
コレは全ての人類哲学に共通して述べられている、太陽系というひとつのサイクルを終えるための重要な考え方です。
ここでひとつ、目には顕著にはみえませんが、個々の人間の内世界に関わる重要な “区切り” という意味での、人間の一生に関するサイクルについて考えてみたいと思います。 以前から書いていますが、”7” という神聖数に関わる数秘学的サイクルです。
・一週間の七曜日(日・月・火・水・木・金・土)。
・七つのチャクラ(性腺・ライデッヒ集腺・副腎・胸腺・甲状腺・松果腺・脳下垂体)
・七色(赤・橙・黄・緑・藍・青・紫)
・七音(ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ)
等ですが、これら身近に存在している “7(Seven)” という数を支配している、より大きな ”7” というサイクルが人体の7年周期です。 同じ “7“ という数字で方向性は同じでも、ある意味、全く異なる数でもあります。
この考え方は、発生学に通じるモノがあるかも知れません。 同じ方向性なんですけど、別モノ。
マクロバイオティクスでも、病気を治す際にはこの“何科(動物・植物)” という考え方がカギとなる事が多いです。 人間(サル科)、トラ(ネコ科)、狼(イヌ科)、等に対して、大根(アブラナ科)、ゴボウ(キク科)、etc...
この考え方はマクロビオティックで蓄積した肉毒を溶かす際、どの種類(科)の肉には、どの科(種類)の野菜がよりその毒を溶かしやすいのか、そしてその量はどれぐらいが最も効果的なのか?という理論に基づいています。
そこら辺に蔓延る健康食品や健康法のような、売らんもがな商法のように盲滅法にやっているワケではありません。 自分で考え、試してみて、失敗したならまた自分で考える。 ある意味、試行錯誤の毎日になります。 一回、劇的に効いたからといって、それが同じ病気に対して次回も必ずしも効くとは限らないのです。
一人の独立した自由な人間を創り上げる。
それがマクロビオティックの創始者であられた桜沢如一先生がマクロビオティックを広めた目的でした。 まー脱線も沢山あったようですが。
話を戻しまして、ですが、病気治しとなると、やはりソレを見極めるには大森英桜先生のように長年の経験の蓄積に基づいた直感が肝要となります。 理論に基づかない直感は当てずっぽうという、と仰っていました。 右脳と左脳のバランス。
しかし、もうこの意味を理解できる人間は殆どいなくなってしまったと、お亡くなりになる前の講義の席で仰っていました。
ちょっと脱線してしまったので、次のアップで悪習を断つ方法を考えてみたいと思います。
あるいみ、昨年の震災もその一つです。
日本人が戦後からユダヤ・アメリカ主導で蓄積させられてきた資本主義経済という悪習を断つための。
続く・・・