Office2016の購入にあたり、全ソフトを含めている家庭向けの製品は多種あります。提供形式を考えにするとOffice 2016 Professionalが永続で利用できるため、お得に見えますが、実は価格的に結構な出費です。
今回の記事では、Office2016最新バージョンのソフトを全部含めているソフトを導入したいユーザーに向け、提供ライセンス形態を解析し、ランニングコストを計算してみましょう。
Office2016デスクトップソフトは:Word、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNote、Publisher、Access
以上のソフトをセットですべてを使える家庭用製品プランは図にある三つです。
Office Professional Premium
Office 365 Solo
Office Professional 2016
その上に個人、家庭、個人事業主などに限りなく使える
Office 365 ProPlus
Office2016全ソフト入りの製品ラインアップ[提供形式と価格]
Office Professional Premium |
Office 365 Solo |
Office Professional 2016 |
Office 365 ProPlus |
プレインストール版 PC購入時セットになっている、PCと永続ライセンスで使える 最新版へ自動的にアップグレード |
サブスクリプション版 年間ライセンスおよび月間ライセンスで提供 常に最新版のOfficeを使える |
パッケージ版 永続ライセンス ずっとOffice2016バージョン、アップグレード出来ない |
サブスクリプション版 年間ライセンスで提供(1年間~3年間) 契約期間中、常に最新バージョンを使える |
価格は購入時点のPCメーカーおよび機種によります |
¥1,274/1 か月 ¥12,744/1年間 |
¥64,584/1年間 |
¥16,978/1年間
|
Microsoft Office 2016は、2015年9月発売されたWindows10 / Windows8.1 / Windows8 / Windows7 / Mac OS10.10に対応します。
提供形式はライセンスにより、Office 365を通した年間契約のサブスクリプション形式と、年間契約が不要の永続ライセンス版で提供されている。後者はOffice 365サービスが利用できないほか、次期バージョンへのアップグレードができない。
一見見るだけでは、Office Professional Premiumは永続ライセンス+無料バージョンアップからお手軽に感じますが、新規でPC購入のユーザーに向けます。パッケージ版のOffice Professional 2016は恒久ライセンスで同じバージョンを何年も使い続けるなら別ですが、3~4年でバージョンアップするなら、SoloとProPlusサブスクリプション版が適用だと思います。
1年目 |
2年目 |
3年目 |
4年目 |
5年目 |
|
パッケージ版 Office Professional 2016 |
64,584円 |
0円 |
0円 |
64,584円 |
0円 |
サブスクリプション版 Office 365 ProPlus |
19,678円 |
19,678円 |
19,678円 |
19,678円 |
19,678円 |
累積の差額(パッケージ版−サブスクリプション版) |
44,906円 |
25,228円 |
5,550円 |
50,456円 |
30,778円 |
Office2013からOffice 2016へのアップグレード権の付いた2バージョン使えるOffice 365 ProPlusダウンロード版は1万円弱(2年間契約)です。購入するタイミングもあるのですが、パッケージ版と比べ、差額が圧倒的に大きいです。
1年目 |
2年目 |
3年目 |
4年目 |
5年目 |
|
パッケージ版 Office Professional 2016 |
64,584円 |
0円 |
0円 |
64,584円 |
0円 |
サブスクリプション版 Office 365 Solo |
12,744円 |
12,744円 |
12,744円 |
12,744円 |
12,744円 |
累積の差額(パッケージ版−サブスクリプション版) |
51,840円 |
39,096円 |
26,352円 |
78,192円 |
65,448円 |
SoloとProplusはOffice 365 サービス付きの複数のデバイスにインストールできるプランで、前者は2台まで、後者は5台のデバイスにインストールできます。
代表的な選択肢として、次のような組み合わせでの購入もできます。あるいは、自分の作業に使えるOfficeが揃えるようにすることです。組み合わせるソフト内容により、パッケージより
1.Office Personal 2016 + Microsoft PowerPoint 2016/ Microsoft Access 2016
2.Office Home & Business 2016 + Microsoft Access 2016
3.Office 365 Personal Premiumダウンロード版+Microsoft PowerPoint 2016/ Microsoft Access 2016
4.Office 365 Home Premiumダウンロード版+ Microsoft Access 2016
Onedirveの使い方が同じように見えるが、実はOneDirveとOneDirve for businessのサーバ機能に関して相異点があります。
Micorosoftの公式説明により、この機能が今後統一化されるそうです。しかし、現在無料版onedirveを使っている方は、onedirve for businessの利用ができない点は注意してください。