office-S.A.M.I.T(サミット)代表取締役ブロガーのスガヒロです。
今日は生保外交員の井川 昭様に対談・インタビューしてきましたので、その模様をお伝えしたいと思います。
テーマは「生保業界の現状」。それではどうぞ!
スガヒロ(以下ス):今日は宜しくお願いしますm(__)m
井川 昭様(以下イ):宜しくお願いしますm(__)m
ス:まず井川様の簡単な自己紹介と言いますか、生保業界で働くきっかけや動機などをお聞きしても宜しいですか?
イ:はい。まず生命保険って、イメージがあまり良くないですよね? 私自身そう思っていました。
ただ前の仕事が冠婚葬祭だったのですが、そこで色んな方の葬儀に立ち会ってきて、残されたご家族のその後などを見て感じました。
本来、万が一に備えておくのが生命保険。それがほとんどの場合満たされていない!
そこを救っていきたい。それぞれに合ったものであれば必ず救えるはず!
現在、生命保険会社は国内で約40社程ありますが・・・、
ス:それは日本の会社も外資系の会社も含めてですか?
イ:そうです。ちなみに物を守る損害保険は別ですが、人を守るのが生命保険。
私なりに他社比較などもして、ベストなのが現在の会社でした。 これがきっかけでしたね。
ス:なるほど~。では次に、生命保険業界を取り巻く歴史は長く、また吸収・合併・破綻など様々な出来事が近年でもありましたよね。
そういった歴史を省みて、これから保険はどうなっていくべきと考えますか?
イ:そうですね~。保険というのはお客様ありきで人それぞれ。それにこれは私の私見になりますが・・・。
まず寿命が伸びてますよね。それと年金。
現在日本では女性が87歳、男性が80歳、これが平均寿命になります。日本は世界的に見ても長寿社会なのです。
そうすると年金はちゃんともらえるのか、貯金はあるのか、医療費は出せるのか、という時代になっていくでしょう。
特に秋田は、ガンの死亡率がNO、1。他にも脳卒中など命に関わる病気でワースト3に入ってきます。
さらに人生に絶望して自殺する人もワースト入りです。
何故自殺するのか?その理由の一つになっているのが生活苦・仕事苦。そこが顕著に病んできています。
そういうところを何とかしていきたい、と言うのはサミットさんともつながってくる部分ですね。
ス:ちなみに生保業界に与えた大震災の影響って何かありますか?
イ:保険金はきちんと支払われています。
今後懸念される首都直下型地震などそういった天災・・・
震災の影響として、自分の身は自分で守らなければという意識が日本人に身に付いたと思います。
岩手・宮城・福島など被災地3県は、現在復興バブル・建設バブルという事もあり、契約数は上がってます。
会社向け商品も個人向け商品も、です。
ただ秋田は直接的な被害はほとんどなかったので、ほぼ変わりません。
ス:確かに秋田は大きな被害はなかったですからね。
これから生命保険について教わっていきたいので宜しくお願いします。今日の資料は何についてですか?
イ:今日は高齢化社会への不安についてです。
4人中3人、実に75%もの人が高齢化社会に不安を抱いています。
統計上、もっと具体的に何に不安かと言うと・・・、
(1)まず自分や配偶者の健康に対する不安。
(2)次に年金生活への不安。
(3)そして自他を含めた寝たきりの人の介護に対する不安。
この3つが上位3つに挙がり、さらに医療保障・ガンと続きます。
特に大事なのが退職後の老後生活。年金・貯蓄・退職金、などで生活費をまかなう訳ですが・・・。
崩壊しつつある年金制度に対する不安。
医療費も貯金も、これからは自分で守らなければ! そういった世の中になってきてます。
スガヒロさんが年金をもらう頃について、どう思いますか?
ス:正直、あまりアテには出来ないと思っています。
おそらく、今の若い人はほとんどの人がそう思っているのではないでしょうか?
イ:ですよねぇ。今を生きるのが精一杯、先の事はその時考える。そうなっているのが現状だと思います。
何故そうなっていると思います?
ス:やはり、高齢化社会の影響は間違いないですよねぇ。
年金額の増大。
さらに介護業界。
私の私見になりますが、一昔前は介護という業界はなかったですよね。
必要になれば家族で助けあっていましたから。
それが核家族化、夫婦共働き、高齢者の増大、などの時代背景から介護が業界として成り立つ様になってきました。
ただでさえ少子化で減っている若い世代で、今までの農林水産や製造業などはそのままありながら、新たに介護もしなければいけない。
介護に割かれれば割かれた分、農林水産や製造業などから人が減っていく訳ですから、自給率やGDPなどの生産性は落ちる。
すると海外から輸出入で国益を得るのが難しくなっていくので年金が捻出出来ない。(自給率低下は輸入・支出の増、GDP低下は輸出・収入の減)
この辺の堂々巡りになっているのが、要因の一つだと思います。
イ:そうですねぇ。秋田は特に顕著ですからね、若者の県外流出が。
支える若者と支えてもらう高齢者のバランスがすでにおかしくなってきています。
私のイメージですが、日本の介護業界はいまだにボランティアに近いと思います。
アメリカでは、給料体系から勤務形態まで全てが仕事としてしっかり成り立っています。
そこに日本との大きな差があり、それだとどうしても支える若者の数が減ってしまいます。
人の役に立ちたいという日本人の意識なのかも知れませんが・・・。
それで生命保険ですが、国民の9割の人はすでに何かしら加入はしています。
多数入ってる人もいれば一つに絞ってる人もいますが、それでも加入はしているのです。
先程のベスト3にもありましたが、医療と貯蓄が皆さん特に不安なのです。
秋田はもっと元気になって、雇用をどんどん創出していかないといけません。
サミットさんはそこに革命を!!
ス:ありがとうございます(苦笑)頑張ります!
イ:で私が皆さんに一番言いたいのが、自分の保険、本当に自分を守れてますか?と。見て!と言う事です。
生命保険は一生を左右する部分になるので、ちゃんと見てもらいたいのです。
人生で生命保険は2番目の買い物なんですよ。1位は何だと思いますか?
ス:家、ですか?
イ:そうです。もちろん人それぞれで、すっごい高い車を買う人もいるかも知れませんが(笑)
一般的には生命保険というのは人生2番目の買い物なんです。
だからこそ、人任せに入ってない?とりあえず何かに入ってればいいやと適当になってない?と言いたいのです。
そこでしっかりしたプランアドバイスをするのが私の仕事です!
それではここで一つ実例を。知り合いなのですが・・・。
ス:知り合い・・・井川さんのですか?
イ:えぇ。31歳の女性の方でした。
ス:若いですね・・・
イ:その人は女性特有のガンで先日この世を去りました。31歳の若さでですよ・・・。
一般的に若い人のガンの進行は早いと言われています。
・・・何より残念なのが、保険が自分に合ってなかったんですよね。医療費も自腹でした。
ス:何も加入してなかった訳ではなかったんですね?
要はガン保険には入ってなかったとか女性特定疾病には対応してなかったとか、そういう事ですか?
イ:そうです・・・。何かしらには入っていたようですが、その人は乳ガンで、それではおりない保険でした。
31歳ですよ?
今は医療技術も進んでますから、ガンも治るんです・・・!
にも関わらず命を絶ってしまったのは、高額なガン治療の医療費をまともに払えなかったからです。
旦那さんにも負担してもらってそれでも足りず、医療費のために無理をしてでも働きながら闘病してました・・・。
ガン治療は高度先進医療と言って、健康保険の対象外なんですよね・・・。
もし対象内であれば、大体の人が3割負担、70歳以上の人で1割負担、と言うのが現在の健康保険制度なんですが・・・。
きちんと自分に合った保険に加入していて、保険金がちゃんともらえたなら・・・。
そうすればガン発見後いち早く治療に専念して治った・・・!
・・・そういう意味での備え。生活を犠牲にする事なく・・・!
悲しい出来事でした。
スガヒロさんと大して変わらない年齢ですよ・・・。
本人ももっと生きたかったはず・・・!
今の世の中、車の事故などでも簡単に人が亡くなってしまう。
小さいお子さんに置き換えてみると、悲しいですよね?
旦那さんに置き換えてみても、大黒柱ですよ。万が一の時、残された家族は?子供の大学進学などの夢は?
母子家庭になってからでは遅いのです。
だからこそ・・・!「万・全・で・す・か?」と言いたい。
給付金を届けるまでが仕事!
「助かりました」、「入ってて良かった」・・・。そう言ってもらえるのが、お客様からの最高のねぎらいの言葉です。
ス:生命保険の役割は重要ですね・・・。
ありがとうございました。また次回もお願いしますm(__)m
イ:えぇ、こちらこそお願いします。ありがとうございましたm(__)m
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代表取締役ブロガー スガヒロ
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