今回は北アルプスの燕岳(つばくろだけ)2763mに行ってきました。
ここには厳冬期でも年末年始営業している燕山荘(えんざんそう)があります。
この燕山荘、実は私が20代前半に5年間働いていた山小屋です。
6年ぶりに古巣を訪れてきました。
朝4時半に乗鞍を出発。
駐車場出発は6時過ぎ、まだ真っ暗です。
夏は登山口まで車で行けるのですが、冬は道路が閉鎖されています。
雪の積もった道路を12km、三時間かけて歩きます。
歩き始めるとすぐに明るくなり、登山口には9時半に着きました。
ここから登山道の急登が待っています。
すぐにアイゼンを装着し、登っていきます。
この日はラッセルも無く、歩きやすい雪質でした。
アイゼンが良く効きます。夏道よりも歩きやすいぐらいです。
朝は良かった天気も、だんだんと下り坂。
森林限界を越える頃には吹雪になっていました。
稜線に出ると猛吹雪に襲われ、まつ毛も凍ります。
いつも乗鞍にいると、稜線上に出ることはあまりありません。
また行動も東斜面が多いので、猛烈な横殴りの吹雪に襲われることも少ないです。
しかし、北アルプスの稜線の西風はやっぱりいつも強烈ですね。
視界は数十mでしたが、尾根上のルート上には燕山荘スタッフによって赤旗が多く立てられています。
悪天候の中でしたが、思ったよりもずっと楽に登れました。
20代前半比べ、体力は若干落ちているはずなのですが。
しかし経験とともに、余裕が増えたのかもしれません。
若いころの様に我武者羅に突っ込むのではなく、
落ち着いて行動できる様になった分、疲れない登り方も分かってきたように思います。
ある意味、自分の成長を感じた山行でした。
翌日の天気は、またも悪天候。
しかし、天気が回復した隙を狙い、燕岳登頂です。
独特の花崗岩に囲まれた登山道は不思議な雰囲気です。
強い西風で岩や木にはエビの尻尾がビッチリと付いていました。
燕山荘は珍しくピークの上に立っています。
特に冬の朝焼けは美しく、白い雪面がすべて赤やピンク色に染まります。
残念ながら今回は朝日と夕日は見られませんでした。
しかし、北アルプスの稜線上からの景色は素晴らしいものがあります。
ここにはプロ・アマ問わず、多くの山岳写真家も訪れます。
三日目は朝から天気が回復。
昼前には快晴になりました。
後ろ髪を引かれる思いで下山しました。
近日中に、続きをアップします。
次回をお楽しみに。
ここには厳冬期でも年末年始営業している燕山荘(えんざんそう)があります。
この燕山荘、実は私が20代前半に5年間働いていた山小屋です。
6年ぶりに古巣を訪れてきました。
朝4時半に乗鞍を出発。
駐車場出発は6時過ぎ、まだ真っ暗です。
夏は登山口まで車で行けるのですが、冬は道路が閉鎖されています。
雪の積もった道路を12km、三時間かけて歩きます。
歩き始めるとすぐに明るくなり、登山口には9時半に着きました。
ここから登山道の急登が待っています。
すぐにアイゼンを装着し、登っていきます。
この日はラッセルも無く、歩きやすい雪質でした。
アイゼンが良く効きます。夏道よりも歩きやすいぐらいです。
朝は良かった天気も、だんだんと下り坂。
森林限界を越える頃には吹雪になっていました。
稜線に出ると猛吹雪に襲われ、まつ毛も凍ります。
いつも乗鞍にいると、稜線上に出ることはあまりありません。
また行動も東斜面が多いので、猛烈な横殴りの吹雪に襲われることも少ないです。
しかし、北アルプスの稜線の西風はやっぱりいつも強烈ですね。
視界は数十mでしたが、尾根上のルート上には燕山荘スタッフによって赤旗が多く立てられています。
悪天候の中でしたが、思ったよりもずっと楽に登れました。
20代前半比べ、体力は若干落ちているはずなのですが。
しかし経験とともに、余裕が増えたのかもしれません。
若いころの様に我武者羅に突っ込むのではなく、
落ち着いて行動できる様になった分、疲れない登り方も分かってきたように思います。
ある意味、自分の成長を感じた山行でした。
翌日の天気は、またも悪天候。
しかし、天気が回復した隙を狙い、燕岳登頂です。
独特の花崗岩に囲まれた登山道は不思議な雰囲気です。
強い西風で岩や木にはエビの尻尾がビッチリと付いていました。
燕山荘は珍しくピークの上に立っています。
特に冬の朝焼けは美しく、白い雪面がすべて赤やピンク色に染まります。
残念ながら今回は朝日と夕日は見られませんでした。
しかし、北アルプスの稜線上からの景色は素晴らしいものがあります。
ここにはプロ・アマ問わず、多くの山岳写真家も訪れます。
三日目は朝から天気が回復。
昼前には快晴になりました。
後ろ髪を引かれる思いで下山しました。
近日中に、続きをアップします。
次回をお楽しみに。
ブログを読み進めるたびに画面にくぎ付け!!!つい「ウワァ~♪ウワァ~♪」と見たことのない世界に引き込まれていきました!!!
こんな素晴らしすぎる景色が日本にあるんですね♪
訪れたことはないけれど、こんな神秘的な景色が自分の住む日本にあることをとても嬉しく、誇らしく思わせてもらいました。
こんな素晴らしすぎる景色がある日本に★そしてそれを魅せてくれたJJさんに心から感謝しています♪
次回楽しみにしてまーすっ!!!!!
青い目もきれい!
この方はもしやヘルメットにテレマークスキーしてますか?
日本の景色は本当に素晴らしいものがありますね。
海も川も町も里山も山岳も。
そして四季折々以上に、毎日違った表情を見せてくれますよ。
一日として同じ日はありません。
想像してみてください。
世界は美しいと思いませんか?
どれだけ文明が進んで自宅で情報が手に入っても、
キリっとした空気、奥行きのある展望、厚手の手袋も通す寒さ、涙も出る景色、困難の後の達成感は味わえません。
皆さん、是非感動の世界へご一緒しましょう!
今回は見れなかったのですが、朝焼けと夕焼けはさらに感動的です。
真っ白な斜面がすべてピンク色に染まります。
足の先から頭の先まで、真っ赤な世界に包まれます。
アルムさん、
私のベストパートナー・リビちゃんは青い目に黒いヘルメットでテレマークしてますね。
今度見かけたら声かけてあげてください。
最近は「短い板が欲しい!」って言ってます。
誰か165cmぐらいのテレ板売りたい人いませんか?
私は長い板が好きなのですが。
アルムさんの板も長いですよね?
アルムさんは燕岳に行ったことあるんですね。
燕岳はいつ行ってもそれぞれの良さがありますね。
初秋もきれいですが、厳冬期も美しいです。
それなりの体力と装備があれば、そんなに難しい山ではありません。
機会があれば、挑戦してみてください。
応援してます。
ベストパートナーのリビが居たからか?
(笑)
まあそれは置いておいて・・・・
自然の素晴らしさには本当にいつも驚かされる。
もちろん!危険も苦労もある!!
しかし、いつ見てもJJの言う通り「同じ景色」は決してない。
そんな繊細さに魅せられて、乗鞍に365日住むことを決意。
というか、自然に決まった・・・・
そんな365日の変化をお客さんに伝えていきたいね~