こんにちは、さくらです。
昨日、田舎結ポータルセンター主催の「やまの暮らし、こんにゃく作り体験」に参加してきました。
開催場所は岐阜県山県市(やまがたし)、旧北山村神崎地区です。武儀川の支流になるのでしょうか、神埼川や円原川というとてもきれいな谷川が流れるところです。湧水が何か所からも湧いています。紅葉の秋も風情がありましたし、夏は水遊びにもってこいな感じです。
こんにゃく作りは「茶ちゃクラブ」という、元気な地元の方々に教えていただきました。
私は、岐阜に来て初めて「手作りこんにゃく」というものを食べ、市販のものとはまったくちがうあまりのおいしさに、秘かにこんにゃく作りに興味を持っていたのです。
しかし・・・。
私たちの班は、どうやらあく抜きに失敗したらしく、できあがったこんにゃくを食べると舌や口の中がピリピリしました。私はさらに生っぽい部分まで食べてしまったので、一晩明けた今も舌がピリピリしていて、すっかりこんにゃく不信に陥っています。
練り足りない、お湯や凝固剤の分量、ゆで方などによって、ちょっとしたことで「固まらない」という失敗もあるようなので、こんにゃく作りにはかなりの経験が必要なのかもしれません。
こんにゃくを食用として栽培しているのは日本と中国の一部、食べているのは日本だけなのだそうです。こんにゃく芋を食べ始めた先人は、かなりの工夫をしたのでしょう。
興味のある方は、以下を参考に、こんにゃく作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
材料は、こんにゃく芋 1kg (重さは、生でも茹でた後でも特にどちらでもよい。)、けっこう熱めのぬるま湯2~3リットル(水の量で、できたあとの柔らかさが変わる。)、炭酸ソーダ(凝固材です。)25gを100ccのお湯で溶かす。
※生のイモはかぶれるので注意が必要です。茹でたあとは大丈夫です。
①イモを茹でやすい大きさに切って、30分程度茹で、皮をむく。
②茹でたイモとぬるま湯をミキサーにかける。
③大きなボウルで、よく練る。
④炭酸ソーダを少しずつ混ぜながら、さらによく練る。
⑤中の空気を出しながら(ゆでているときに割れるので。)適当な大きさに丸め、ぐらぐら沸いている湯に投入していく。
⑥30分程度茹でてできあがり。(←私たちの班は、この茹で時間が足りなかったかもしれないので、長めが無難かもしれません・・・)