4人組ロックバンド「シーナ&ロケッツ」のボーカルを務めたシーナ(本名・鮎川悦子=あゆかわ・えつこ)さんが14日午前4時47分、子宮頸(けい)がんのため、東京都内の病院で死去した。61歳だった。北九州市出身。葬儀は関係者のみで行い、お別れの会を予定している。 シーナ&ロケッツは、1978年に夫の鮎川誠さんとシーナさんが結成し、「涙のハイウェイ」でデビュー。他にも「ユー・メイ・ドリーム」「レイジー・クレイジー・ブルース」「ピンナップ・ベイビー・ブルース」などの代表作がある。 昨年7月には、18枚目のオリジナルアルバム「ROKKET RIDE」をリリース。シーナさんはその後、末期がんの治療よりもライブで歌うことを最優先し、全国ツアーを行っていたが、11月のライブでは足が動かなくなり、同月下旬から入院していた。 鮎川誠さんのコメント シーナは最後のアルバムを聴きながら、息を引き取りました。ロックが大好きなファンに愛されて、とても幸せでした。(時事通信社) |
ご冥福をお祈りします。