キヤノンの今期、連結純利益52％増

キヤノンは27日、2010年12月期の連結純利益（米国会計基準）が前期比52％増の2000億円になる見通しだと発表した。
需要拡大を見込んだ高付加価値商品など新商品の積極投入で増収に転じるほか、コスト削減が寄与する。
大沢正宏常務は記者会見で「新たな成長路線に転換する」と語り、３年ぶりの増収増益を見込む。
年間配当は未定（前期は110円）としている。
売上高は８％増の３兆4500億円、営業利益は52％増の3300億円の見通し。(日経)

キヤノンが27日発表した2009年12月期の連結決算（米国会計基準）は、純利益が前の期比57％減の1316億円だった。
複写機やレーザープリンターなど全事業での市況悪化に加え、大幅な円高だったことが響いた。年間配当は110円と据え置いた。
売上高は22％減の３兆2092億円、営業利益は56％減の2170億円だった。企業の投資意欲の低迷で主力のオフィス部門は27％の大幅減だった。(日経)

久しぶりに聞く企業の良いニュースです。