yoko

日記

卒業生

2009-02-23 21:30:42 | Weblog
彼是15年前まで水戸のデザイン専門学校の講師をしていた。
今日、その当時の教え子たちが個展を観に来てくれた。古沢さん、谷田部君、そして、昨日は、柏さん。皆それぞれ母親、父親と新しい顔を持って私の前に登場した。確かにときは刻まれ私自身も老いを感じる年代に入っているが、あの教室で同じ時間を共有した記憶はいつまでも色褪せずに鮮明によみがえってくる。

だから、15年が経過したいまでも彼らひとりひとりは、あのときの19、20歳のままのかわいい生徒の姿として存在している。

これからの人生いろんなことが待ち受けているだろうが、明るく乗り切っていって欲しい。

我が家のお坊ちゃま君も体を壊さず未来を築いていくようにがんばって欲しいものだ。フレーフレー由君!

個展

2009-02-18 22:09:02 | Weblog
「ギャラリーしえる」での展覧会が始まった。
きょうで、2日。
今回の展示では、メインにA-SHURAを据え、それを取り囲むように小品、ドローイングが並ぶ。
いままで私の展示を見てくださった人のなかでガツンとインパクトを期待すると肩透かしを感じるかもしれない。しかし、その代わりと言っては何だが、ふふふと隠れたユーモアを味わっていただきたい。
全世界を巻き込んだこの不況。憂鬱な気分を少しは忘れることのお役には立てるのではと思っているのだが、如何なものか。

如月

2009-02-13 09:12:52 | Weblog
うっかりして投句をすることを忘れていた。いつものように金曜締め切りとばかりおもっていたのと、なかなか思うように句ができなかったことが原因だ。

今朝、やっとひとつだけ、投句した。

  如月や 中途半端に伸びた髪

15日、句会は「しえる」さんに作品搬入でお休みだ。
さて、どんな秀句があつまるか!

展覧会

2009-02-11 21:16:10 | Weblog
志賀 政夫さんの展覧会を見に行った。
ギャラリーのドアを開けた途端に広がる白い頭を持った作品たち。
それは、あの雨引きの里彫刻展での駅ホームでみせた風になびく稲穂のようなたおやかな風情とは打って変わって、ひとつの凛とした集合体の美しさを醸し出していた。良かった。
陶器でできた頭の部分が真ん中あたりのところだけすこし高く、全体から飛び出している。それが陽を浴びてそこだけ成長が速い生物のようで動きがあり、躍動感を生み出していた。雨引きでは目に留まらなかった細部のディティールも際立ち、手の痕跡を残した陶器は一つ一つが活き活きとした表情を見せていた。
これから色々な展開ができる作品だと感じた。

クマのプーさん

2009-02-09 08:31:49 | Weblog
ひょんなことからクマのプーさんのぬいぐるみが手に入った。
それを作品にしようと思い立ち、いじり始めて1ヶ月ちょっと。もちろんその間にはほかのものも創ってはいたのだが。

何度創っては壊しただろう。
うまくゆかない!、いや、新しい展開にならない。むずい!
季語とほかの言葉もおおよそ浮かんだのに俳句としていまひとつ決まらない歯がゆさ、それに似ている。

創っては壊し、創っては壊しの繰り返し。
つらくはない、脳みそのどこかがフル回転しているようで面白い。ただ、なかなか思い描く答えに届かない。

プーさんと対峙するしかないか。

男と女 違い

2009-02-07 21:40:25 | Weblog
運転をしていたら面白い会話が耳に入ってきた。
どうも男3人がカレーについて話しをているらしい。そして、どんなカレーがあるかとおのおのが挙げ始めた。ビーフカレー、チキンカレー、ポークカレー、と定番が並らび、続いてヴェジタブルカレー、キーマカレーとスペシャルメニューが挙げられたと思った途端、「実家のカレー」と言う声が耳に飛び込んできた。む、なに!実家のカレー!この発想、この会話、絶対、女の会話にはない面白さ。
そして、あらかた出揃ったところで順位を決め始めてきた。一つ一つになんだかんだとうんちくをつけながら。3位、2位と決まり、さて、1位は?ひょっとして。
感はあたった。実家のカレー、見事1位。

なるほど、庶民の代表食カレーの1位が「実家のカレー」というのに驚き、そして合点させられるが、この話の展開、やはり女の会話にはない。

世の中、やはり2つの性は必要なのだ。お互い楽しく生きていくために。

NY

2009-02-05 21:43:10 | Weblog
ずるずるとのびていたHPの更新が済んだので何人かの友人、知人にメールでお知らせした。
NYに住む若狭さんにも送ったところ、近況報告をいただいた。それによると、5月に東京の画廊で展覧会のキューレーションを共同でおこなうという。
安部さんから、若狭さんが暴走族の展覧会をNYで企画して好評だとは聞いていたので、うん、なるほど活躍の場がひろがってきたのだなーとうれしくなった。
久しくお会いしていないが、NYではいろいろとおせわになったし、楽しい時間を作ってもらったので、事あるたびに思い出す。
東京では、5月にオープニングがあるらしい、是非伺おう!

オープニング

2009-02-02 21:50:54 | Weblog
今日は、4時過ぎに銀座の菅原 二郎さんのオープニングにお邪魔した。どれも技術に裏打ちされた素敵な作品だった。特に大理石を削り平らな面を朱を施した作品がわたしは好きだ。おいしいワインとチーズをごちそうになり、今度は、その足で「山田 昌宏展」に行く。山田さんの作品はなんとも言葉では言い表せない不思議な絵画である。一頻り作品を拝見してから、バックスペースで画廊の相馬さんとしばしおしゃべり。
その後、再び会場に戻ると、本江 邦夫さんがいらしていたのでお話をさせていただいた。その折、雨引きのカタログはすばらしいとおほめを頂いた。
山田さんに2月17日から始まる私の展覧会のギャラリーについて紹介し、会場を後にした。
帰りの高速バスの時間まで少し間があったので、八重洲ブックセンターの喫茶ルームに入る。熱いカフェオーレをいただきながら窓越しの暮れなじむ街を眺めていると、ふと自分が異邦人になったような感覚に捉われた。そして会計を済ませようとレジに向かうと、近くに古びた香港フラワーがあるのに気づいた。それは、流行に左右されない職人気質のこの店のシンボルのように私の目には映った。

袋田

2009-02-01 14:26:25 | Weblog
ノルムのメンバーと袋田の豊年満作で新年会。
食事のあと、例によって、部屋でお酒を飲みながらのおしゃべりは楽しかった。
思えば長いお付き合いである。
これまた、なんとも気持のよい仲間である。
誠実にものを創り続けるとそれが人を育てると言うことなのだろう。
おしゃべりをつづけているうちに、眠くなり、気がつくと、お、やばい!ゆかたが肌蹴ている。
が、しかし、皆それぞれに中年を過ぎて老境に差し掛かっているせいか、紅1点の私を誰も女の人と思ってはなく、また、それが当然と思っている自分が居る。
まあ、それが居心地の良さに通じているのだろう。

今朝、食事の後、皆で滝を観に行った。
昨晩までの雨で水量が増えて、滝は圧倒的な迫力で私たちを歓迎してくれた。
やはり自然はすごい!