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Can you sing?

2023-05-27 23:40:41 | 音楽への誘い
Can you sing ?

いつでも自分に長い間問いかけていた
ずっといつも下を向いていた

でも季節がだいぶ変わった
街ゆく人の服装も替わった

何をやってもダメな僕

駅前占い師になけなしのお金を払って
手相を見てもらった

「陰が極まりかけてます

感謝とちょっとした歌」

と出た

なぜだか夕陽が明るく見える

まだ少しこんな僕でも
何か歌えるかな?

Can I sing ?

「STRAIGHT FROM YOUR HEART 」でも歌ってみようかな

こんな綺麗な夕陽の街で

https://youtu.be/8nYCtaPjsNg

Yi Yin 「Can I sing ?」


ミーターの大冒険 プロローグ 第12話 レアアース

2023-05-27 23:35:39 | プロローグ
80第12話レアアース
ミーターの大冒険
プロローグ 
第12話 

レアアース

あらすじ

 アルカディアが81歳で亡くなった。
 
 ハニスの直感とミーターの柔軟性のある論理思考が冴え渡る。「心理歴史学」の権威のハリ・セルダンを唸らせた、地球探査の報告書を携え戻ったガールの真実発見とはなんだったのか?「微細心理歴史学」という真理なのか?ベイタ・ダレルが、ガールの見解を正確に踏襲していた、ということなのか?ミュールの必然性とは?ますます展開が際立って来たようだ。
 そしてその究極的謎の究明には、「極素輻射体」、「ロボット第零法則」の理解までも到達した。
 ジスカルド・ハニスはミーターの巧みな誘導によって、ジスカルド・ハニスがジスカルド・レベントルフ由来の命名であることに気付かされ、オリンサスが今の携わっている図書館改造に真摯に向き合う決心をする。ハニスの外遊が始まろうとしている。が、第2ファウンデーション及びまだ隠されているもうひとつのグループに会合できるかは、未知数であった。

80
ハニス ミーター君、「変移」とは意味深い言葉だね。
 『児童のための知恵の書』にも「日々新たなり新たなり」という人類の誕生の「人としての本義」の教えがあったのを思い出したね。
 そして移動とは「精神の冒険」であり、あえて「異種」の文化と親密になること、「新たな材料」をすすんで摂取することを忘れてはならないんだね。

 もうミーター君はアルカディアなしでしっかり独り立ちできるっていうことだね!

 ところで、ミーター君、オリンサスさんの仕事が今、頓挫してしまってる。
 ブック・フィルムのバーチャル化には大量な希土類元素が必要なのだが、ここターミナス星は皆無だから。この星の地盤は花崗岩が主だ。奇妙な星だな!
 オリンサスさんをなんとか助けたいんだ。
 
ミーター ハニスさん、それならトランターに山ほどありますよ。心配いりません。トランターには銀河全体から集積された貴重な鉱物が500年前から放置されたままですからね。レアアースが、トランターのマイコゲン地区にはレアアースの集積場所がありますよ。そこに行けばなんなく手に入るはずです。
 スカンジウム、イットリウム、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、プロメチウム、リウム、ユウロビウム、ガドリニウム、テルビム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテチウム
が今でもある、って記憶しています。

ハニス ミーター君、君がたまにロボットであることを忘れてしまってる。ハッハッハ!
 それにしても、今、全銀河を維持しているターミナスにないものが、既に過去の遺物であるトランターにあるっていうのは、大いなる皮肉だな!
 有難い。しばらく留守することになるね。ついでにニュートンに隠してあるファー・スター2世号の修理部品も調達してくるよ。

ミーター ハニスさん、ファー・スター2世号?

ハニス もう一つの探索もある。
 
ミーター もう一つの探索?
 
ハニス ミーター君、第2
ファウンデーションともう一つのグループを!

yatcha john s.

レアアーストランターのマイコゲン地区花崗岩ニュートンファー・スター2世号第2ファウンデーション


ジョセフ・マーフィーから学んだこと

2023-05-27 15:33:17 | 音楽への誘い
ジョセフ・マーフィーから
教わったこと
もうひとりのじぶんと対話できるのなら
宇宙の大霊とも対話できるということ

彼方からの波は僕を目掛けて
熱い轟を伝えてくる

空間
時間を跳び超えて

あらゆる障碍を通り抜け
練習を積み重ねれば
周波数の同調も感度もおもいのまま

直感、感応、触れ合い、溶け込み、融合、歓喜、充満
そしてその後の再生

自ず今度は
彼方を目指して思いの丈の波をおくる

https://youtu.be/Ci8nd7Mp9xw

yatcha john s.「彼方を目指して波をおくる」


ミーターの大冒険 プロローグ 第11話 陽電子から第零の法則

2023-05-25 20:52:49 | プロローグ
79第11話陽電子から第零の法則
ミーターの大冒険 
プロローグ 
第11話
 
陽電子から第零の法則

あらすじ

 アルカディアが81歳で亡くなった。彼女の知人のジスカルド・ハニスはアルカディアに感銘を受けていた。そこでミーターとオリンサスとの面倒をみると同時に、ミーターから彼女の遺言の全てを聞く。ハニスは、ミーターとともに彼女の遺志を継ぐことを決意する。それは銀河復興を成し遂げることであり、危険で無謀にみえる挑戦でもあるのだが。
 
 ハニスの直感とミーターの柔軟性のある論理思考が冴え渡る。「心理歴史学」の権威のハリ・セルダンを唸らせた、地球探査の報告書を携え戻ったガールの真実発見とはなんだったのか?「微細心理歴史学」という真理なのか?ベイタ・ダレルが、ガールの見解を正確に踏襲していた、ということなのか?ミュールの必然性とは?ますます展開が際立って来たようだ。
 そしてその究極的謎の究明には、「極素輻射体」の理解が必須となる。
 ミーターは何度も繰り返されて理解したアルカディアの理論をジスカルド・ハニスに語っていく。セルダン理論は、ハリ・セルダンが見破ったワイ市での出来事から、「ロボット第零の法則」、そしてその法則は「陽電子頭脳」の完全機能の結晶から導き出されたというのだ。それは実に生命と宇宙の根源にまで遡れるという。

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ハニス ハリの「心理歴史学」は、「第零の法則」から自然に導かれる理論というのだな、そして「陽電子頭脳」から自然に「第零の法則」が生み出された、というのだな?ミーター君。

ミーター そうです、ハ二スさん。どんな素粒子にも、反物質は存在します。陽電子とは、電子の『反物質』です。反物質とは、既存の粒子とはほとんど同じ性質を持っているにも関わらず、電気的な性質が逆になっている粒子です。
 そして実は、こういった反物質は、通常の物質の時間逆行粒子だと考えられています。つまり、「陽電子は、時間をさかのぼっている『電子』なのです。
 エントロピーを増大させることが退廃であり、時間順行だとすれば、反粒子の陽電子によっては時間逆行つまりエントロピーの減少作用を惹き起せます。
 つまり陽電子頭脳から過去追慕のメカニズムが働くと思って間違いはないのです。

ハニス では何処まで遡ると言うんだい、ミーター君。

ミーター 理論的には138億年前。それ以前には時間は存在しませんからね。

ハニス それじゃ、現実、未来を構築する本質的力とは何なのかね?

ミーター そこまでお聞きになるんですか。僕は一介の翻訳ロボットですよ。でも頑張ってお答えしましょう。
 陽電子頭脳の傾向は、過去への執着。それに頼っていては、ちっとも未来など展開しませんよ。
 でも、ハ二スさん。有機的生命体は、基本、精神作用でその中でも、人間だけに固有の「想像・創造作用」はエントロピーを減少させます。
 安定的な漸進的進歩は、人間とロボットとの共同によって営まれる、というのがアルカディアの意見なのです。言うなれば、孤立人から全人(他の無機、有機、社会、宇宙との感応状態)への移行が今、策(もと)められている、ということですね。ちょっとくどくて、僕の説明では理解が困難でしょうけど。おわかりになられたら、嬉しいですよ、ハ二スさん。

ハニス それでは正物質と反物質とが衝突して、「対消滅」が起こってしまうのでは?

 さあ、どうなんでしょう!それ以上は、僕にはなんとも、わかりません。これ以上の謎解きは、ハ二スさんのお役目ではないでしょうか?
 なぜなら、陽電子から必然的に無機と人間との同調・感応をはじめて見いだしたのは、「ジスカルド・レヴェントロフ」。あの不死の従僕にその全権を委ねた、貴方の由緒あるお名前の「ジスカルド」ですからね!

https://ocean4540.net

yactha john s. 『ミーターの大冒険』エピローグ 10 「 陽電子から第零の法則
Photo ∶陽電子を光らせてるジスカルド・レヴェントロフ