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パーシー・シェリーの時代

2023-01-03 10:43:51 | 宇宙的意識
春の嵐にも耐えて身震いしながら
魅了する水仙
「冬来たりなば、春遠からじ」
パーシー・シェリーよ
ワーズワースの麗しさを越えた男
あなたは自然の潤いの変化を
力強く描写してくれた

あなたと当時の寵児バイロンとの
出会いが
来るべき時代のさきがけとなった

スイスの山荘( villa Diodadi )で
シェリーの妻が書いたのは
「フランケンシュタイン博士」
バイロンの断片をバイロンの主治医の
ポリドリが仕上げたのが
「吸血鬼」

遥か遠くインドネシアの
タンボラ火山の灰が地球を覆われなければ
山荘に籠ることもなかった
自然の変化は時として人を
恐怖に落とし入れる

それでも自然に抱かれることを
シェリーよ 
異国の松風のなかで教えている
黄色水仙が身震いしている
あなたにとっての春とはなんぞや

yatcha john s. 「フランケンシュタインと吸血鬼」



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