oceanside

仏語、英語学習者。アイザック・アシモフのファン。ノース・ホワイトヘッド思想信奉。縄文志向、仏陀志向。

僕の永遠

2021-09-09 02:33:16 | コインシデンス
いとおしさに向かって
永遠の流れに身を委せ
心ゆくまで

光の速度に抱かれるまま

その世界は時がとまり
大宇宙はすっかりもう
手のひらでその感触を味わえるばかりになって

真実とか命とかという
大袈裟な一切の計らいも必要としない

「時間よ、とまれ!」の合図のような
昔懐かしのNHK のSFドラマに憧れた
あの時の少年に戻りたいのです

時あたかもめくるめく
津波と原発事故
コロナと二度目のオリンピック

ツベルクリンの注射でも
校庭に逃げて

先生に追い掛けられ
捕まった

あの時の小さな少年の時代に戻りたいのです

階段から降りて来たおかっぱの髪に少し触れただけなのに
何十年後も思いでとなるような

廃校になるまえのあの校舎のあの階段のステップを踏みたいのです

一段一段と昇る感触を
もう一度
味わいたいのです

https://youtu.be/8imNDSw9LrM

yatcha john s. 「 僕の永遠 」


百合=生きている間にお合いする

2021-09-08 02:41:20 | コインシデンス
海浜公園の中の一隅で

ひょっとすると

僕だけがわかっているかもしれない

百合さんがおられます

毎年同じ季節に

同じ場所にあらわれて

僕に挨拶してくれます

その場所は「サイレント・ギャラリー」の

廻廊の一隅

ちょうど入り口のところです

僕は涙をこらえて詩を一つ

捧げたくなりました



あなたはこの季節の風として

突然にあらわれて僕を

今年も妙然と

驚かせるように思えても

実はそっとその場所で

じっと僕のくるのを

今か今かと待ち受けて

僕に挨拶するためだけに

あなたは気品のあるワイシャツに

橙色の超似合うネクタイを締めて

実は元々僕の深い意識の底に

しっかりとその位置を占めておられたことを

ただ忘れていただけだと

気づかせてくれているのです



それはなんというか

毎朝同じ場所

同じ時刻に

「おはよう」と声をかけてくれる

お日さまのようでもありそうです

僕にニッコリ微笑んで

今僕の世界が夜明けを迎えたばかりのような

錯覚をくれるある人

僕とそっくりのような

そうでないような

もう一人の僕

俗にいう意識の多重構造の一つが

ポロリと溶けて

眼前に現れた

「朝の光」

よみがえる希望

復活の宇宙

本当の自分であるかもしれません



僕はそれになんと答えればいいのでしょう

やはり「おはよう」

そして「ありがとう」

だけの挨拶でもいいと思うのです

https://youtu.be/PjAn59ZVxO8

Music : Jack Pintian 「Morning Light improvisation 」

yatcha john s. 「 百合 =生きている間にお合いする」


Windism

2021-08-21 10:55:19 | コインシデンス
過去の思い出が風に靡(なび)いてる
未来の諸世界も無限の空に開いてる

風が吹き抜ける
旗がはためく
熱い想いを風に委ねて
風の流れは止めどもなく
また新たな精気を起こし
大きな波となる

人に思い出が必要なのは
ふと我に帰り
その想いが風に運ばれて今のジブンに吹き込んで来るため

あるときは数倍の色を集めて
あるときは感情の高ぶりを呼び起こし
あるときは激昂した気分を鎮めたりする

あるいは数多くの過去のイロを
好き勝手にならべかえて
空に描いて
未来にはばたく
モーションをかけているのだ

https://youtu.be/PTdNkfWx4bY

yatcha john s. 「 WINDism 」


緑の小坊主コキア

2021-08-11 17:35:09 | コインシデンス
今の季節のコキアをなんと呼ぼうか?
名づけて「緑の小坊主」
大きさといい
世界の有数な緑の公園に名乗りをあげたばかりでしょうから

僕らの時代はみんな男の子は坊主頭だった
もちろん小坊主はお寺で掃除担当

小坊主に限らず東大寺や鎌倉の大仏様の頭にも似ている

コキアの丘全体がお釈迦様の頭だ
もちろん緑色の

みんな知ってるだろうけど
コキアは箒草

せっせとごみ掃除の貴重な道具

ヤッパリこれからも大事なことはエコロジーに違いない

マングローブや珊瑚礁の保護
あるいは砂漠の緑化
アグリフォレストリーなんて高尚な展開でなくとも

このコキアから
この丘から降りたら

家の掃除
断捨離
そしてヤッパリ肝心なことは

自分の心の掃除かなぁ

yatcha john s. 「緑の小坊主コキア」


Windism

2021-08-08 18:52:43 | コインシデンス
過去の思い出が風に靡(なび)いてる
未来の諸世界も無限の空に開いてる

風が吹き抜ける
旗がはためく
熱い想いを風に委ねて
風の流れは止めどもなく
また新たな精気を起こし
大きな波となる

人に思い出が必要なのは
ふと我に帰り
その想いが風に運ばれて今のジブンに吹き込んで来るため

あるときは数倍の色を集めて
あるときは感情の高ぶりを呼び起こし
あるときは激昂した気分を鎮めたりする

あるいは数多くの過去のイロを
好き勝手にならべかえて
空に描いて
未来にはばたく
モーションをかけているのだ

https://youtu.be/PTdNkfWx4bY

yatcha john s. 「 WINDism 」