『黒マリア流転ー天正少年使節千々石ミゲル異聞』
第4稿終了
小説の推敲作業は、いつになってもキリがないのですなぁ!
桃の節句が終わっても小説の方は、終わらないのですから諦めが肝心だと言い聞かせて、本日出版社へ送りました。この社は、良心的で厳しい目を編集者がお持ちですから前回の『命燃ゆー養珠院お万の方』と同じ出版社にしようと考えました。
後は、出版条件だけですが。
黒マリア像は、我が国にには1体だけの貴重な像です。ケルト民族の守護神ですからピレネー地域にはかなり祀られていますが、日本には鑑定者もいないし定評となる確証もないのです。しかも天正の少年使節、特に千々石ミゲルもまた詳しくは解らないことだらけなのです。
ミゲルの墓碑が発見されたと言うニュースは地元ではありましたが、その信憑性も明確ではないようです。小説名に「異聞」を加えたのはそういうわけです。
いずれにしても当時のヨーロッパでは、東洋からの訪問者として大歓迎を受けたようですからもう少し日本歴史にもきちんと位置付けてほしいものです。
何しろ岩倉具視一行の帰国報告会で日本人は、少年使節の数奇な運命を初めて知ったのですからやむを得ませんが。そういう意味では、今私が在住にしている房総の御宿にも岩倉使節の報告会で知られるようになったスペイン船サン・フランシスコ号漂着とドン・ロドリゴの「日本見聞録」の話がありますから遥か昔の大航海時代のことは、日本歴史でもっと扱ってほしいものです。
ともあれ今度の小説は、なるべく良い時期に出版しようと考えていますから読者諸氏のご支援をお願いいたします。
第4稿終了
小説の推敲作業は、いつになってもキリがないのですなぁ!
桃の節句が終わっても小説の方は、終わらないのですから諦めが肝心だと言い聞かせて、本日出版社へ送りました。この社は、良心的で厳しい目を編集者がお持ちですから前回の『命燃ゆー養珠院お万の方』と同じ出版社にしようと考えました。
後は、出版条件だけですが。
黒マリア像は、我が国にには1体だけの貴重な像です。ケルト民族の守護神ですからピレネー地域にはかなり祀られていますが、日本には鑑定者もいないし定評となる確証もないのです。しかも天正の少年使節、特に千々石ミゲルもまた詳しくは解らないことだらけなのです。
ミゲルの墓碑が発見されたと言うニュースは地元ではありましたが、その信憑性も明確ではないようです。小説名に「異聞」を加えたのはそういうわけです。
いずれにしても当時のヨーロッパでは、東洋からの訪問者として大歓迎を受けたようですからもう少し日本歴史にもきちんと位置付けてほしいものです。
何しろ岩倉具視一行の帰国報告会で日本人は、少年使節の数奇な運命を初めて知ったのですからやむを得ませんが。そういう意味では、今私が在住にしている房総の御宿にも岩倉使節の報告会で知られるようになったスペイン船サン・フランシスコ号漂着とドン・ロドリゴの「日本見聞録」の話がありますから遥か昔の大航海時代のことは、日本歴史でもっと扱ってほしいものです。
ともあれ今度の小説は、なるべく良い時期に出版しようと考えていますから読者諸氏のご支援をお願いいたします。