『黒マリア流転―天正使節千々石ミゲル異聞』

太東岬近くの飯縄寺に秘蔵の黒マリア像を知った作者は、なぜこの辺境に日本に唯一のマリア像があるかと考え小説の着想を得た。

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最愛の孫娘の優しさ

2018-02-15 | エッセー番外編
優柔不断か、優しさか 
 中学受験で成績の良かった孫娘が家族4人でやって来た。正月も受験を前の塾通いで来られなかったので、お祝いに鯛の船盛で歓迎した。奈良に住むオイリュトミストの長男からは、大仏プリンと言うユニークなお祝いの品が届いた。
 孫娘は、そのプリンになかなか手を付けないので、何を考えているのだろうかと様子を見ていた。母親は「決断力が欠けている」と、いつも批判的だが、子どもなりに何かを考えているのだろう。
 プリンは6種類あって、それぞれの味と香が異なるようであった。
 そのうちに「決まった!私はこれを食べる」とハッキリいうので、「あなたがお祝いに貰ったものだからみんな食べればよい」と言うと、どれが食べたいのかをみんなに尋ねてから、自分の食べる物をきめたのであった。
 それから自分のものを一さじごとにみんなに味見させて、それがら1個ずつ配った。
 母親は「優柔不断」と批判するが、子どもなりの配慮があってこそなのだろう。
「おじいさん、おばぁさんは、いらないからね」と言っておいたのだが、帰ってから冷蔵庫を見ると、プリンが2個だけ隅に置いてある。戴きものをみんなに分けようとする優しさに心を揺り動かされた。これから電話でお礼をすることにする。
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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2018-03-13 03:37:19
いい話しだ

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