コツコツ歩き隊!

「復興を担う子供たちが考えた、未来のまち、七郷」展を定禅寺ギャラリーで拝見する

復興を担う子供たちが考えた、未来のまち、七郷

日課のウォーキングを定禅寺通で行っていました。
すると、とある看板が目に入りました。

「復興を担う子供たちが考えた、未来のまち、七郷」

と記されています。

場所は仙台定禅寺ビル1F「定禅寺ギャラリー」(宮城県仙台市青葉区)。
スペースとしては小さいギャラリーですが、常に展示会を行っており、興味深い内容のものが多いので、
時間の許す限り、立ち寄って拝見することにしております。
ビル入口そばにあり、無料なので、とても気軽に入場することができます。

どんなものが拝見できるのかと期待しながら入ると、そこには素晴らしい街の模型が展示されていました。

こちらの模型は仙台市立七郷小学校の6年生たちが、10年後の七郷の街を想像して作ったものです。
七郷地区をはじめとする仙台市東部は東日本大震災で津波の被害を受け、
現在、復興と開発で大きく変わろうとしているエリアです。

この模型作りは「子どもたちに『まちの未来』を考える機会を与えたい」との思いから、
ユニセフの支援の下、2012年から取り組まれてきた学習活動の1つであります。

カラフルな街並みから、たくさんの夢や希望があふれ出てくるようですが、
設置物の1つ1つを見ると、伝統・文化、歴史、産業、資源、環境、暮らし、防災・防犯、教育、福祉等々、
あらゆるテーマが盛り込まれており、「まちづくり」学習の深さが見てとれます。

この模型が作られるにあたって、子供たちは事前に「まちづくり」に関する基本的な考え方について学習したり、
暗渠となってしまう用水路や区画整理が進められている工事現場へ実際に足を運んで見学したりしたそうです。

「復興ホテル」、「まちにとつぜんあらわれたゴジラ」、「七郷ジャスコ」、「七郷ドローン交番」、「ムダ0!トレーニング発電所」、
「ジャイロミル型風力発電」、「動物ふれあいセンター」、「HAPPY スマイル幼稚園」等々、
(全部紹介できなくてごめんなさい。)
設置物の解説を読むと子供たちの発想力に感心させられます。
同時に勉強にもなります。

じっくり模型を拝見しているうちに、いつの間にかその中を歩いている自分を想像しておりました。
きっと楽しいウォーキングとなるでしょう。
(良い街ですね。)

街づくりについてじっくり考える良い機会になるであろう、こちらの展示会は7月14日までとなっております。
ぜひ、足をお運びになってみてください。

参考資料


どなたが投票して下さっているのか分かりませんが、本当にありがとうございます。これからも頑張ります!

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