小場農園とゆかいな仲間たち

農作業風景やできごとなどを書いています。

精米作業の内製化により値下げしました

2022-11-22 | 日記

私たちの目指している稲作は、

 ①安心:人にも動物にも虫にも微生物にも優しい栽培。

 ②安い:気軽に買っていただける価格設定。

 ③美味しい:健康な稲を育て、大きい粒を揃える。

を目標に栽培しております。
※栽培に関する基本方針は、こちら↓↓をご覧ください。

https://obanouen.theshop.jp/blog/2017/11/09/004201

今年度の価格設定するにあたり、燃料費、資材費、肥料等の値上げや、秋田県の11年ぶりの不作が追い打ちをかけ、昨年より高く設定せざるを得ない状況でした。

ですが、今年度の価格を設定したものの、目指している目標②の「安い」についての努力が足りないと感じました。

そこで、今まで外部の精米機を使用していたものを「業務用小型精米機(石抜き付き)」を購入して、出荷まで全ての工程を一貫してできるようにし販売価格をできるだけ抑えました。
殺虫成分「ネオニコチノイド」、発がん性の疑われている除草成分「グリホサート」を使用したお米は食べたくないという方は、ぜひお試しください。

今年のお米の成績表

2022-11-09 | 日記

農作業も一段落し、冬に向けての準備をしているところに

今年のお米の成績表が届きました

毎年出荷したお米の食味分析というものを集荷業者が実施し、

「食味値」と「タンパク含有率」を算出して、各農家へフィードバックされます。

私たちは、その結果を「お米の成績表」と呼んでいます。

3回検査して3回とも合格基準をクリアしています

ややこしいのですが、タンパク含有率は「低い方がいい」、食味値は「高い方がいい」

とのことです

秋田県の中でも美味しいと言われているこの地域で、集荷業者に登録している農家の

平均よりも上に食い込むことができました~

今年も美味しいお米をお届けできそうです

ちなみに…この検査は「静岡製機近赤外分析計」での結果です。

他の測定器よりも値が低く出る傾向のようですが、お米業界ではこのメーカーの値が

信用されていると伺っております

もし食味値などで比較をされる方は、測定機器を考慮の上、ぜひ参考にしてください