おばさまは魔女

ちょいとおませなアラフォー主婦です♪

おばあちゃん

2012-07-22 00:13:54 | 日記
7月4日、私の祖母が87歳でこの世を去りました。

私は小さい頃からおばあちゃん子で、
中学の時、両親が離婚してからは
母親代わりとして私を育ててくれたようなものなので
本当にショックで、今は日に日に淋しさが増して、
私にとって、おばあちゃんの存在がいかに大きかったかを
改めて実感させられています。

おばあちゃんの最期は、悲しくもあり・・・でも、とても穏やかで、
おばあちゃんらしい最期だった気もします。

死後は、きっとあの世で先に逝った面々と再会し、
安らかな暮らしをしてくれているに違いないと思っています。

しかし・・・私にとって、おばあちゃんとの歴史は長く、深いもので
おばあちゃんがいない世界が、こんなに淋しいものだとは
思ってもいませんでした。

今は、一緒に暮らしていたわけではないので、
日常になんら変わりはないはずなのですが、
私の思考回路の中に、常におばあちゃんがいたわけで、
何かある度に、おばあちゃんが関わっていたことに気が付きます。
朝、仕事に行く前に今でもふと、おばあちゃんに電話をかけそうになったり・・・
暑ければ「おばあちゃん大丈夫かな?」
雨が降れば「おばあちゃん犬の散歩行くのかな?」
今度はいつおばあちゃんちに行けるかな?とカレンダーを見てみたり・・・

そして、その度に「あ、もういないんだった」と気づき、
とてつもない虚しさに襲われます。

ただ、おばあちゃんが遺してくれたものは沢山あって、
死をもって教えてくれたようなことも色々ありました。

今は、とにかく色んなことを考えてしまって・・・
おばあちゃんにもっとこうしてあげれば良かった、と思ったり、
もっと長生きして欲しかったと思ったり・・・
いや、おばあちゃんは、これで満足しているに違いない、
これで良かったんだ、と思ったり・・・。

そんな情緒不安定な中で、ひとつだけ見つけたというか、決めたことがあります。
私もおばあちゃんみたいになりたい。おばあちゃんみたいな人になろう。ということです。
おばあちゃんは特別立派な人でもないし、学があるわけでもない。
ましてや容姿端麗でもない。
でも、私にとっては寛大で温かな、大きな大きな人でした。
私もそんな人になりたいと思います。
そして、長生きしようと思います。

でも、今はまだおばあちゃんとの別れの悲しみと戦っています。
昼間は毎日元気なのですが、夜になると少し気分が落ちてしまって、
やる気がおきず、ダラダラしたり、涙が出たりします。

旦那は、そんな私に毎日のようにユンケルを買ってきてくれます。
「これ飲んで元気だしんさい」って。
ありがとう。
でも、ごめんね・・・今は、ユンケル飲んでも元気にならんのんよ。
でも、その旦那の優しさがユンケルより効き目が現れてくるかもしれない気もします。

頑張ろう。
私が元気で笑顔でいることを、きっとおばあちゃんも望んでいるからね。