精霊流し

俺が中学の時までは、毎年川にわらで編んだ船にお供え物積

んで流してご先祖様を送っていた。


お見送りする人も沢山居て提灯片手にロウソクとお線香焚い

てぞろぞろという感じだったが、川が汚れるとか環境問題と

かで町の指定する収集所に山積みに置かなくては行けないよ

うになった。


提灯持つ人も少なくなったし先ず、歩いて行く人も居なくなった。

みんな、車で乗り付けて手も合わさず、お供えをビニール袋に入れて放り投げるように置いてとっとと帰って行く


確かに、合理的で川も汚れないだろうが、盆の意味を知らず

に育っていく人が増えて人の心の敬いを忘れてしまい、心の

汚染の方が心配になってくる。

昔の情緒は意味があったんだよなぁ


各町内会でお盆の三日間、開催されてた盆踊り大会もうるさ

いと云うことで、何町内会まとめて合同で凡すぎの土曜日に

夏祭りと言う名の下で行事的にやってる。


今の子供は可愛そうだと思う


田舎は今でも綺麗な川に飛び込んで一日過ごしているところもあるのに



風流な日本の夏帰ってこないかなぁぁぁ