Aが、救急で病院に行く。
ずいぶん長いこと、こういう行動に出ることは、なかった。
自分の病気のこと 現実として受け止めたときに
どうしようもなく生きるのが、辛くなったのだろう。
大量に薬を服用した。
「死にたい。とどめを刺してくれ。先生お願いだ。」
「それは、できない。厚生労働省が,×××・・・・・。」
(おい先生こんな時に、そんな難しいこと言っても、・・・・・。心の声
母親として、苦しんでいる子供の姿を見るのは、本当に切ない。
楽に死なせてやれるならと…頭をよぎることがないわけでは
ない。
いざとなったら、そんなことを ちょっとでも考えたことを
悔やむだろう。)
「さあ、帰ろう。」
こうやって、病院を後にすること、何回めかなっ。
今精神科は、パンク寸前。
いつもの病棟は、ベットが、空いてない状態だ。
Aは、先生にも見捨てられたと思ったかもしれない。
想定される行動だったので、何度も入院を打診したが、
「できないものは、できない。」という答えだった。
警察、そして保健所も、病院も、ぎりぎりのところでは、動いてくれないのだ。
「薬を大量に飲んで・・・・・。」
A病院へ電話する。
「救急で内科に受診してください。」
総合病院を受診
医師
「これは、うちでは見られませんよ。原因は、○○○○にあるので、そちらを受診してください。」
看護師
「電話で、病気のこと言いました? 言ってもらわないと困りますね。」
(統合失調症の患者は、受け入れられない。そういうことかと納得してしまった。)
「A病院に相談したら、こちらに行くように言われたんです。ベットが、満床で
空いてないそうです。
なんとか、A病院に受け入れてもらえるように 連絡とってもらえませんか。」
こうして、ようやく夜遅く A病院に入院することになった。
総合病院の先生 看護師の方にお礼を言って A病院へ・・・。
そのあと
PCR検査をして無事入院できました。
もちろん病室は、薄暗くてぼろの普段使っていない部屋を片付けてもらって
ようやく受け入れてもらったのです。
家族は、たらいまわしにされて怒っていましたが、
こんなの まだいい方だと思う。
最終的に先生同士の話し合いで 入院可能になったのだから
感謝します。
もし家に帰されていたら、今頃みんな睡眠不足で ブログなんて書いていなかったでしょう。
まあ日々こんな感じで、てんやわんやしていますが
元気です。
そして、ブログの向こうの方もきっと元気でいると
信じています。