昨日、今年の4月29日に改築を終え、再オープンした『Morgan Library』へ。
この美術館は、金融家JPモルガンとその父が収集した作品、
ベートーベンやモーツアルトのオリジナル楽譜、
レンブラントやルーベンスのデッサン、グーテンベルクの聖書など
世界で最も貴重な本や手紙が展示されています。
建物もかつてモルガン家が住んでいたもので、
図書館や書斎も見ることができます。
程よい大きさの美術館は展示品だけでなく
建物も美しく、とても満足できました。
すごいものがたくさんあったにもかかわらず、私が一番気に入ったのは
『ぞうのババール』の原画。軽いデッサンや完成された原画。
絵の具だけでさらっと輪郭が書かれているものも、やっぱりババールで
なんとも言えず気に入りました。
どうやら私は邸宅の美術館が好きなようです。
Morgan Library、フリックコレクション、ロックフェラー邸。
きっと、ここに住んでいたんだーと想像するのが楽しいから!
(もちろん私が住んだなら…という空想も楽しみます)
そして絵画だけでなく、部屋の装飾や家具も楽しめるから!
『Morgan Library』に影響されてか、今日は1年くらい前に行ったきりの
フリックコレクションにもう一度行ってきました。
鉄鋼王・フリックさんの邸宅とその調度品。
音声ガイドを聞いていると、Morganさんから買い受けたものもあり
さらに興味深く楽しめました。
どの邸宅もすばらしいけど、私ならフリック家に一番住みたいな、
と楽しい妄想にふけってきたのでした。