NewYork ☆おさんぽ日記☆

2004年8月にマンハッタンにやってきました。
お散歩と食べることが大好き!テクテクとニューヨークを歩き回っています。

Morgan Library

2006-05-26 06:14:46 | Weblog

昨日、今年の4月29日に改築を終え、再オープンした『Morgan Library』へ。

この美術館は、金融家JPモルガンとその父が収集した作品、
ベートーベンやモーツアルトのオリジナル楽譜、
レンブラントやルーベンスのデッサン、グーテンベルクの聖書など
世界で最も貴重な本や手紙が展示されています。

建物もかつてモルガン家が住んでいたもので、
図書館や書斎も見ることができます。

程よい大きさの美術館は展示品だけでなく
建物も美しく、とても満足できました。

すごいものがたくさんあったにもかかわらず、私が一番気に入ったのは
『ぞうのババール』の原画。軽いデッサンや完成された原画。
絵の具だけでさらっと輪郭が書かれているものも、やっぱりババールで
なんとも言えず気に入りました。

どうやら私は邸宅の美術館が好きなようです。
Morgan Library、フリックコレクション、ロックフェラー邸。
きっと、ここに住んでいたんだーと想像するのが楽しいから!
(もちろん私が住んだなら…という空想も楽しみます)
そして絵画だけでなく、部屋の装飾や家具も楽しめるから!


『Morgan Library』に影響されてか、今日は1年くらい前に行ったきりの
フリックコレクションにもう一度行ってきました。
鉄鋼王・フリックさんの邸宅とその調度品。
音声ガイドを聞いていると、Morganさんから買い受けたものもあり
さらに興味深く楽しめました。

どの邸宅もすばらしいけど、私ならフリック家に一番住みたいな、
と楽しい妄想にふけってきたのでした。

Le Corsaire (海賊)

2006-05-25 00:01:32 | Weblog

昨年の『白鳥の湖』以来すっかり虜になった「ABT」。
(American Ballet Theatre)

どれくらい虜になったかと言うと…
実は半年前から私自身バレエを習っています!
…なんか公表するのはお恥ずかしいですが。。

今回、帰国が少し延びて何がうれしいかってまたABTが見れること!
(もう一度みたい「白鳥の湖」は残念ながら7月です)

昨夜、『Le Corsaire(海賊)』を見てきました。

バレエの先生にこの演目はどのキャストが良いか、と相談し
この日を選んだのですが、さすが!!という感じ。

「海賊」はとても華やかでジャンプあり、回転あり、のこれぞバレエという感じ。
衣装も華やかで見ていてうっとりします。

バレエに関して全く初心者だったけど、バレエを習いだしてから
少し見方が変わった気がします。
難しさを身にしみて知っている為、すごさがより一層わかるようになりました。
手の動き1つをとっても、素晴らしい、の一言です。

細くてしなやかな体だけど、実は鍛えぬかれた筋肉が美しく
まるで芸術品のようでした。

バレエだけに限らずミュージカル等も、すばらしいと見入ってしまい
ふと現実からかけ離れた世界にいける感じが好きです。
良いものを見た後は、少しぼーーっとしながらシアワセを感じているのです。。。

(写真はカーテンコールです。もちろん公演中は撮影禁止)
前列左から
ANGEL CORELLA 大人気で彼が出たら黄色い声援がわきます。
PALOMA HERRERA
JULIO BOCCA
HERMAN CORNEJO

それぞれが、本当にもう素晴らしかったです。

スポーツ観戦の〆は…

2006-05-23 00:32:32 | Weblog

スポーツ観戦は夫婦の共通の趣味です。

NYで最後に何かみたいなーという話になり
やっぱりヤンキース!!と思っていた矢先に松井選手のケガ…。
ヤンキースは他にもたくさん有名選手がいるから楽しめるけど
人気なだけに、すでにあまり良いチケットも残っていなくて断念。

松井カズオが最近活躍してるしメッツでも…とも思ったんだけど、

あ!!アメリカのプロサッカーリーグを見るのを忘れてた!と気づきました。

というわけで、行ってきました。MLS!
NYを拠点にするのは『Red Bulls』
対戦相手はロサンゼルスを拠点にする『Chivas USA』
名前を聞いてもふーーん、と言う感じですね…。

1週間前に取ったチケットにもかかわらず前から6列目。
だって、スタジアムはガラガラなんだもん…。

でも、実は『Red Bulls』にはとても有名な選手が一人いるんですよ。

ジョルカエフ…元フランス代表。(写真の一番左の選手)
         1998年、2002年のワールドカップに出てます。

サッカーやっている人なら絶対知っている選手です。


さて、肝心の試合は…
思った以上に面白かった!スコアは5-4で『Red Bulls』の勝ち。
スコアからも分かるように得点シーンが多く
すごい少ない観客だけど結構?盛り上がってました。

びっくりしたのは、アメリカは女子サッカーが強いせいか
小学生くらいの女の子がたくさん見に来ていました。
キャキャー声援を送っているのはかわいらしかったです。

おそらくこれがNYで最後のスポーツ観戦です。
アメリカの四大スポーツ、野球、バスケ、アイスホッケー、アメフト。
残念ながらアメフトだけは見れなかったけど、満足満足。

こっそり狙っているのはワールドカップをスポーツバーで観戦することです!

国連ガイドツアー

2006-05-19 22:16:07 | Weblog

うちから比較的近くにある国連本部。
前々からガイドツアーに参加しようと思っていて、やっと行きました。

そんなにたくさんの人は来ていないだろうと思ったらびっくり!
入り口の手荷物検査には行列が。
ただし、ツアーは10分~30分毎にスタートするので、
ほとんど待ち時間はありませんでした。

さて、ガイドツアー。
約20人のグループに1人のガイドさんがつきスタート。
安全保障理事会、経済社会理事会、国連委任統治理事会の会議場と
国連総会の会議場の見学や(実際会議中をのぞいたのもあります)、
各国から贈られたものの展示、国連の仕事、役割等の説明がありました。

同じツアーに中国の方がいて、中国からの贈答品を誇らしげに眺めていました。

実際の会議を覗いたとき、なんともいえない雰囲気に
少し圧倒されてしまいました。

国連というと、平べったい四角いビル(写真中央のビル)と思っていたので
会議場もこの中にあるのかと思っていたら、これは事務局で
会議は手前にちょっと写っている建物で行われています。

こういう体験を通して、もっと新聞を読まなきゃ、と思うのでした。

スペイン語

2006-05-14 11:44:07 | Weblog

長々と書いたアルゼンチン旅行記もこれで終わりにします。

今まで行った海外旅行の中でこんなに日本人に会わなかったのは初めて。
アジア人もとても少なかったです。やっぱり遠いからかな。

今回は現地で行われる外国人向けツアーにも参加したせいか
いろいろな国の方と話す機会がありました。

フランスから1ヶ月の休暇をとりきていた女性。
(フランス語、スペイン語、英語、ギリシャ語を操る才女。
 スペイン語が分からない私たちを何度も助けてくれました!)

イタリア人のご夫婦。年に1度1ヶ月のお休みをとり長期旅行に行かれるそうです。

ブエノスアイレスからパタゴニアに国内旅行されていたアルゼンチンのおじ様2人。
日本へ1ヶ月位旅行したことがあるそうです!

サッカーの時隣に座っていたイスラエルの男性。
着ていたトレーナーには『虎道場』と書いてありました^^

この他にもたくさん楽しい出会いがありました。
これも旅の楽しみの1つ!!

ただ、心の底から思ったのが、スペイン語が話せたら…!と言う事。
とても親切だったホテルの方にももっときちんとお礼が言えたのに…!

スペイン語を勉強したいなーと思う今日この頃。
(この気持ちを忘れないように書いておきます!)

アルゼンチンは都会あり、自然あり、サッカーあり^^
食事も美味しいし、治安も気をつけていれば大丈夫だし!
とてもよい国でした。

と言う訳で、これにてアルゼンチン旅行記終了です☆

肉!!!

2006-05-12 23:44:00 | Weblog

さて、お食事は…肉!でした。

人の数よりウシの方が多いらしいアルゼンチン。
美味しいお肉がとっても安く食べられるのです。

肉食の私にはもってこい。
ほぼ毎日ウシをやっつけ続けたのです。

この写真はパリジャーダという牛肉と臓物の炭火焼盛り合わせ。
伝統料理のようです。
実は、ほぼ好き嫌いはない私ですが、焼いたレバーはあまり好きではないのです。

レバー抜きでお願いしたつもりが、しっかりのってきました。
でも、これで2人前。
もちろん全部食べられる量じゃないので、レバー以外を頂きました。

このパリジャーダは1回だけで、後はもっぱらステーキ。
すごい大きいんだけど、あっさりしてるし美味しくて毎回完食。
ご満悦^^

アルゼンチンでは「もう当分ウシわいいわーー」といってたものの
昨夜「またステーキ食べたいー」とわめいていた私に
「マジデ???」と言った夫の目は、肉食動物を見る目でした^^;

アルゼンチンタンゴ

2006-05-12 23:35:48 | Weblog

最後の夜にいったタンゴショー。

タンゴの哀愁漂うアコーディオンの音がなんとも言えず良かったです。
途中おじさんのディナーショーっぽいのもありましたが、
魂を感じるアルゼンチンタンゴでした。


忘れちゃいけないのが…

2006-05-12 23:32:27 | Weblog

パタゴニアはこの辺にして、パタゴニア前後に合計3泊した
アルゼンチンの首都ブエノスアイレス。

アルゼンチンと言えばサッカー!
忘れてはいけません!!
まず空港に降り立った時、ラテン美女がスーツの中に
ノースリーブのサッカーアルゼンチン代表のユニフォームを着ていたのが印象的。

そして街にはいたるところにサッカー選手を起用したポスター。
そしてそこらたくさんのサッカーのユニフォームを売るお店。
マラドーナの国だけあって、マラドーナTシャツやマグネットや…
それだけでテンションはあがります!

もちろんサッカー観戦へ。
日程上、2試合見ることができました。
1試合は、高原選手が1シーズンだけプレーしていた
「ボカ・ジュニアーズ」大人気のチームです。
ボカのホームゲームだったのですが、最高☆でした!!!!
スタジアムが揺れているようなファンの声援。
ポイントポイントできっと家で用意してきたであろう紙ふぶき。
とにかく今まで見たサッカーの試合の中で一番盛り上がってました。
見ているだけで何だか顔がにやけてくる楽しさ!
もちろん、プレーも素晴らしく、4-0で快勝!!
終わる頃には、応援歌を勝手に口ずさんでました^^

もう1試合は「ラシン」というちょっとマイナーなチーム。
でもファンはやっぱり熱い!!
こちらも勝利!!

アルゼンチンではサッカーは生活の一部だったんだなーと実感。
最終日、空港へ行く前にカフェでサッカー観戦をしていたら
試合開始と共に、たくさんのお客さんが。
中にはおばあちゃんまで。
みんなテレビにクギづけで、得点が入った瞬間カフェ中が「おぉぉ」とどよめき。

来月のワールドカップでは、日本の次にアルゼンチンを応援しよう、と決めました!

セロ・トーレ

2006-05-12 11:20:12 | Weblog

エル・チャルテン2日目。(1日目は下記参照)

朝、なぜか早くに目が覚めた。
時計をみると5時。外は真っ暗!でもなんだか凄い音が!!
かぜがゴーゴーと凄いうなりをあげてたのです。
ヤバイ!と思ったものも気づかないフリをしてまた就寝。
予定では7時ごろには起きて8時間くらいのトレッキングに出ようと思っていたものの
あまりの風音に、これは無理だ…と思い起き上がれず。
結局9時ごろやっと起床。

外を見ると雨は降っていないものの強風。
でもせっかく来て山に行かないのはもったいないので
防寒対策をしっかりして出発。
夕方6時に帰りのバスに乗らないといけないため、
とりあえずは3時間くらいのコースへ。

トレッキングを始めると次第にお天気が回復してきました。
でも雲はたくさん。

この日の目的は前日にしっかりフィッツ・ロイ山を見たので
もう一つの山、セロ・トーレ。
View Pointに着いたものの、セロ・トーレのあたりにだけ雲が。
ペースが順調だったので、次のポイントまで足を伸ばすことに。
気持ちいいトレッキングをするも、やっぱりあつーい雲は晴れません。
次のポイントについたけど、やっぱり見れず、折り返す事に。
前日に見れただけでも良しとしよう、と折り返しました。

帰りに再び1つ目のViewPointに着いた時、後を振り返ると…
雲が急速に動き、すこーしだけ見え出したのです!!
そこで待つこと15分!!全部晴れました。
まさに奇跡☆ 怖いくらいの幸運!!
二日目は結局6時間のトレッキング。疲れを感じないほどの景色でした☆

本当に幸運ですばらしい1泊2日のトレッキング。

帰りのバスはぐっすり寝ながら帰りました!

世界百名山:フィッツ・ロイ山

2006-05-12 11:03:55 | Weblog

パタゴニア地方には6日間滞在しました。
基点になったのはカラファテという町でした。
ただし、実際は前後は移動日なので、一日中あるのは4日間。
2日間は氷河のツアーに参加し(下記参照)
残り2日間はカラファテからバスで4~5時間のエル・チャルテンという村に
一泊二日で出かけました。

エル・チャルテンは世界百名山の1つ、『フィッツ・ロイ山』が望めるのです。
ただし、地形と気候の関係でフィッツ・ロイ山には雲がかかることが多く
かなりドキドキしながら向かったのです。

朝8時のバスに乗り出発。2時間ほどたった頃でしょうか、、
途中から見晴らしが良くなり…「あ!!とんがった山が!」
そう、いきなり遠くに見ることが出来たのです。
あまりの幸運にびっくり!雲に隠れる前に到着したい、と願うばかり。

そして到着!
まず山一体を管理している方から注意、説明等を受けます。
その時も、今は運良く見えてますが数時間後はわかりません!とのこと。
山の天気は変わりやすい、というけど、ここパタゴニアは
年中風が強いことで有名。益々お天気が変わりやすいのです。

とりあえず到着した日は午後時間があったので
見れるうちに、と3時間ほどのトレッキングコースへ!
はじめは登りが少しきついけど、一旦登るとわりと平坦な道。
そして!!フィッツ・ロイ山をじっくり眺めてきました。
カプリ湖畔から見ると、水面に写って最高の景色でした。

本当にきてよかった…としみじみ感じながら
エル・チャルテン1日目は終了しました。
明日も晴れますように…と願いながら就寝。