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ナースいこのアメリカCNS&NP留学記

日本の看護師が、アメリカのがん看護CNS&NPを取得する大学院に通う留学の日記

アメリカがん看護CNS・NPプログラム一覧表

2009-11-07 21:17:26 | 留学準備
アメリカがん看護協会サイトが最近新しくなった。そしたら、かなり目立つところに全米がん看護CNS・NPプログラム一覧表が載せられていた。
http://www.ons.org/media/ons/docs/education/grad-onc-programs-list.pdf

上からアルファベット順に州単位に記載されてます。

NPプログラムの中にCNSプログラムが含まれていたりして、学校探しが大変だった。こんないいものなくて、私なんて一つ一つの学校調べたのに。。これからの方はぜひここから調べて下さい。ただし、最終更新は2006年2月ですので要注意。

特に、CNSプログラムは必要性を見直されて増えている可能性あり。ONSに電話なりメールなりして更新の催促すれば、案外やってくれるかも。言ってみれば意外と何とかなる国です。

アメリカCNSプログラム一覧表

2009-10-03 19:29:29 | 留学準備
来週のプレゼンの準備中。発表するリンパ腫の患者さんの病態がややこしい上に、治療歴が9年と長く、それぞれのレジメンを理解するのが大変。それに前の学期にプレゼンしたように、また一つの患者さんの問題点に注目して、研究を読みあさり、それらの結果を踏まえて、エビデンスに基づいた介入方法まで含めて発表しなければならない。

現実逃避中に、NACNS(アメリカCNS協会)のサイトを見ていたら、先月発表されたばかりの全米CNSプログラム一覧表を発見した。

http://www.nacns.org/Educators/CNSProgramDirectory/
tabid/89/Default.aspx

Directory of US CNS Programsというところをクリックすると、エクセルで見られます。

留学希望者の方は、是非ご覧下さい。Oncologyは一見少ないですが、Adultとかに埋もれている可能性あり。最終的にはそれぞれの大学のサイトを見て、確認した方がいいかもしれません。

RNライセンス更新

2009-02-05 07:52:49 | 留学準備
先日RNライセンス更新の通知がやってきた。

NCLEXに合格して、RNとして登録されてもうすぐ1年たつんだ~とちょっと感慨深くなった

日本の看護師免許は永久ライセンスだけど、アメリカでは定期的に更新しなければならない。州によって1年だったり、2年3年だったりする。

今回の通知はペンシルベニア州からのもの。4月下旬が締め切りで、オンラインで支払いと必要な事務手続きをすることで更新できる。この州は2年に1回の更新。RNに登録した日の関係で、初回更新はたまたま1年後になった。

コネチカット州にも登録しているが、毎年誕生月の末日に更新しなければならない。

どちらの州も事務手続きだけでかんたんに更新できたのだが、次回更新からペンシルベニア州では、30単位以上のContinuing Education(CE )単位を持っていないといけなくなった。CEは卒後継続教育単位みたいなもので、看護雑誌の巻末についている指定された文献を読んで問題に答えたり、学会に参加したり、病院で開催されている講習会のようなもの参加すると獲得できる。講習会なら何でも良いというわけではなくて、州などで指定されたものでなければならない。参加するだけでなく、かんたんな問題に答えることでやっともらえる。多くの州でCEを必要しているので、RNになられた方は確認して下さいね。

この更新制度を日本にも導入したらいいのにといつも思う。せっかく取った資格を大切にしようとする気にもなるし、嫌でも勉強しないといけないので、出産子育てで休職あるいは退職したナースも、最新の看護に机上で触れることができて、復帰促進につながると思うのだけれど。

合格率7.3%

2009-01-29 09:17:48 | 留学準備
うちの大学で日刊の新聞が発行されている。学内のあちこちに置いてあるので、バスを待っている間などにたまに読んでいる。

今日の1面に、来年度入学(2009年9月)の出願が締め切られ、出願者が史上最高の25,925名に達した。1,900~2,000名のみが合格するので、合格率が7.3~7.7%となる見通しだと書かれていた。7.3%って、100人いたらたったの7.3人だけが合格するってことです。アメリカの大学に入学するのは楽、と日本では一般的に言われていますが、すべての大学にはあてはまりません。

うちの大学は平均して合格率は例年10%程度。これはあくまで大学学部生のデータ。大学院はもうすこし高い。経済状態が悪いと、仕事がみつからなくて学校に行く人が増える。まさにアメリカの経済状況を物語っているデータ。

看護大学院の出願も締め切られ、先週面接が行われていた。私のアドバイザ―であるがん看護のプログラム長が、今年は応募者が多くて、選抜に困ると嘆いていた。

アメリカに看護留学を希望している日本人ナースは多い。NPを目指している方も多く、大学院への留学を希望している日本人ナースも、私が知っているだけで10人はいる。日本では学べないフィジカルアセスメントなどを学ぶことができるし、やはり長年の歴史があることもあり、多くの人にこちらに来ていただきたいと思っている。ただ、この経済状況で入学がさらに難しくなっている。NCLEXなども受験しなければならず、看護留学はクリアしなければならないことがたくさんあって大変だ。私も何度も途中であきらめようかと思った。でもやはりこちらに来てよかったと思っている。留学を希望されている方、ハードルは高くなっていますが頑張って下さい。応援しています。

マーチン・ルーサー・キングJrのスピーチと英語の勉強

2009-01-20 04:26:06 | 留学準備
今日1月19日はマーチン・ルーサー・キングJrの日です。

彼は1960年代に公民権運動の指導者として活躍し、人種差別撤廃を訴え、"I have a dream(私には夢がある)"のスピーチをしたこと、またノーベル平和賞を受賞したことで有名です。彼の1月15日の誕生日に近い1月の第3月曜日がマーチン・ルーサー・キングJrの日と定められています。

明日はオバマ次期大統領の就任式も予定されており、テレビで2人を比較する番組があったり、ワシントンDCでの就任前パーティーの模様などが中継されています。

ある番組で、マーチン・ルーサー・キングの有名なスピーチをカットすることなく放送していました。このスピーチを聞くと、もちろんアメリカに根付いている人種差別のことなどを考えされられるのですが、私は英語を必死に勉強していた高校生くらいの時のことを思い出します。

日本生まれ日本育ちの私は、英語力を伸ばしたいがために、1日3時間は最低でも英語を聞くという目標を立てていました。AFNラジオを聴いたり、映画を見たりと楽しみながら勉強していました。1000時間ヒアリングマラソンという通信教材も取り入れたりしました。教材代を出してくれた両親に感謝!この通信教材の中に、キング牧師のスピーチが入っていたのです。もちろんその当時は、ほとんど聞き取ることができず、カセットテープ(時代を感じますね^^)を何度も巻き戻しては1つ1つ単語を調べたりしたものです。

今日この同じスピーチを聞いて、当然のことながら全て聞き取ることができ、ちょっと感動しました。

英語に限らず、語学力を伸ばすには、いかにその言語に接したかにかかっているような気がします。

I have a dream,,,(キング牧師とはスケールが違いますが)まずは卒業して、CNSとNPになりたい。