確かにあたしは実年齢より若く見られることが多い。
しかし決して、いや、断じて、ロリ受けする顔ではないと言い切れる。
店長曰くその客は、数十枚並んだパネルの中から迷わずあたしを指名したのだという。
「れぃさん、パネル指名です。120分です、お願いします」
SMクラブには変わった客が来る。本格的なそれを求めに来る客もいれば、射精以外の欲求を満たしにくる客もいる。
その客は、射精にはまるで興 . . . 本文を読む
今となってはその理由を知る術もないが、その男はなぜか毎回スイカ持参で店に来た。
もしかするとあたしが先に言ったのかもしれない。
「はじめまして、れぃちゃんでーす。大好物はスイカでーす」なんてことを。
いいや、ありえん。そんなわけのわからん自己紹介をするあたしではないはずだ。
青果市場を営んでいる会社の専務だとかいうその客は、クラブホステスをしていた当時の、太い客であった。
ひと月に落と . . . 本文を読む
「潮吹いたことある? ねぇ潮吹いたことある?」
ってうっせぇな、おまえ漁師か? わしゃクジラか?
どうして男は女に潮を吹かせたがるのだろう?
「潮なんか吹いたことねぇよ」と言うと、哀れんだ目であたしを見るのは何故だ?
『潮を吹く』という行為に対して熱く語りたがるのはなんでなんだ?
おおかたアダルトもんの影響だとは思うけれど、はっきり言おう。
続きは
ケータイ書籍「起業戦士 濡 . . . 本文を読む
歌が上手けりゃ、多少の顔の不味さは気にならん。
合体なんぞはどーせ暗闇でヤっから、目を閉じて、ええ声とええ息遣いさえ聞かせてくれりゃあそれでいい。
と、思っている。
もう長くカラオケには行ってないので、大昔にとった集計(あたし調べ)だけど選曲にセンスのない男は、セックスにもセンスがない。
場を盛り上げようと、とんねるずの『ガラガラヘビがやってくる』を唄った、激しくルックスのいい男は挿入と同 . . . 本文を読む
『ちょっと女豹なエステティシャンは好きですか?』というダサ過ぎるキャッチコピーのついた、エッチなマッサージをするお店で2ヶ月ほどバイトをしたことがある。
女性向けのエステティックサロンのような白を基調とした清潔かつ、高級感溢れる店内にはボリューム大きめのクラシックが流れていて、そこで働く女の子たちの制服も、これまた本物っぽく作られていた。
ただ1つ本物と違う点を挙げるなら、スカートの丈がサザエ . . . 本文を読む
その頃、あたしはチワワを飼っていた。愛しくて可愛いモモちゃん(♀)。
モモちゃんは自分のことを犬だと思っていないのか、愛らしい仕草でよくあたしの真似をした。
子ども(モモちゃん)には聞かせられないと、きっちりと引き戸を閉め、月明かりだけを頼りに彼を愛撫していた。
「きもちいい……」
(そりゃ、そうでしょうよ。あたしを誰だとお思い?)
「うわあ……なんか、とろけそう」
(フフフッ . . . 本文を読む
知り合った時から、声の大きな男だなとは思っていた。
声楽でも習っているのかと思うくらいに、よく通るええ声。
初エッチの夜、耳元で「窓を開けてもいいかい?」と囁いた彼。
経験豊富なあたしは、すぐにピン! とキタ。
(なるほどね。“そんなに大きな声を出したら、外の人に聞こえちゃうよ? ウヒヒヒヒ……”ってのをやりたいんだな)そう思った。だけど、事実は経験より奇なり。
腰を振りながら、窓 . . . 本文を読む
その彼はデブだった。
ただのデブではなく身軽で気軽なデブ。
フットワークも非常に軽く、友人も多い愛されるデブ。
付き合って半年ほどが過ぎた頃、恥じらいながら彼が言った。
「実は……めちゃくちゃ好きな体位があるんだけど、それやってもいい?」
面白いことや目新しいことが大好きなあたしが、彼の申し出を断るはずがない。
まずはあたしがベッドの上に体を真っ直ぐにしてうつぶせになり、あたしの上 . . . 本文を読む
10年ほど昔、そうそれはキムタクの人気が上昇中だった頃のこと。
キムタクの影響でロン毛が市民権を得始めた。
どいつもこいつも髪を伸ばして、センター分け。
本人はキムタクを気取っているつもりらしいが、どう見ても巨大おにぎりがカッコつけてるようにしか見えない。
巨大おにぎりの分際で、キムタク風の仕草、キムタク風のファッション、キムタク風の考えるポーズ、キムタク風の「おい、ちょっ、待てよ!」。
顔 . . . 本文を読む
これを読んでいる、まぐろ女子へ。
「私はマグロじゃないもん!」と思っている「まぐろ女子」
ピストン運動の大変さを、殆どの女子は知らないだろう。
上に乗って腰をシェイクするどころの話では無いんだぜ?
この苦労はねえ、ペニスバンドを装着し
腰を振って振って振りまくり、イかせた事がある女にしか分からんよ。
男を指し「ヘタクソ、腰の振りが甘いんだよ」と言っても許されるのは
この苦労を体で知っ . . . 本文を読む
「アナルセックスの時はコンドームをしなくてもイイんですよね?」
という質問をよく受ける。
99%、中で発射しても妊娠しないもんね?
イイんだよね、ゴムなんかしなくったってさ~?
ってなところだろう、男の考えそうなこったな。
しかし、冷静に考えてみると笑ってしまうわけよ。
「肛門で射精したいのか、肛門で。わざわざ肛門の中で」
肛門の中心で精子が「発射」 と 叫 ぶ。
――どうでも . . . 本文を読む
尻と尻を合わせて、しりあい~みたいな。
「アナルセックスを試したことは何度もあるけれど、彼女が痛がって一度も出来ません」
「アナルセックスを試したことは何度もあるけれど、痛くって彼氏のを受け入れることが出来ません」
と、今までに軽く10人以上からメールやコメントをもらったことがある。
まずまあ、間違いなく時間をかけてゆっくりと「*」をほぐしていないからであろうし
受身である女性(あた . . . 本文を読む
と、いう言葉は毛の生えていない、変色もしていないイチモツにのみ似合う言葉だ。たった今、決めた。
それにしても、男のチンポコはいつあんな風に形を変えるのだろう?
あんなに小さく、あんなに肌色で、あんなにムニムニしていて、あんなに・・・あんなになのに。
残念ながらあたしは、チンポコを持っていない。代わりにペニスバンドは持っているが。
なので、あれがいつ頃、どんな風に形を変えるのかが知りたい。う . . . 本文を読む
数々の「棒」を見てきたにも関わらず
未だに、やっぱり 明るい光の中で見ると照れる。
お風呂場で体を洗っている
上下左右に揺れる男のドラゴンボール2つを見ていると
心の中で、ある歌が流れる。
続きは
ケータイ書籍「起業戦士 濡れ男」
もしくは
紙書籍「濡れ男-nureo-」で、お楽しみください。 . . . 本文を読む