那覇市首里赤田町の公民館(赤田クラブ)は、琉球王府時代、「首里殿内」と呼ばれていた跡で、入り口に、「首里殿内跡(シュンドゥンチアト)」の案内板があります。
8月16日(日)、赤田クラブで、「みるく」(弥勒)「ウンケー」(お迎え)の催しがありました。
午後4時30分、首里殿内跡を出発。「みるく」を先頭に、「お供」「路次楽(るじがく)」「ミルクングヮ(みるくの子どもたち)」「ミルクングヮの父母等」が続き、約一時間かけて町内をスネーイし(行列、練り歩き)ます。
その後、6時から、「奉納芸能」「盆踊り」等が行われます。
路次楽の一団は、「ドラ」「つおな(ピーラルラー)」「鼓(クー)」「チャンチャングヮー」で、「赤田首里殿内」を奏でながら、ゆっくり歩いていきます。「ミルクングワァ」は、ン力ジ(ム力デ)旗を持ち、ときどき、声をあげながら、行列に華を添えていました。
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「赤田首里殿内」
一 あかたすんどぅんち くがにどぅーるーさぎてぃ(首里赤田村の首里殿内に 黄金に輝く灯籠を提げて)
うりがあかがりば みるくうんけー(それが明るく灯ったらば 弥勒様をお迎えしよう)
(囃子)しーやーぷー しーやーぷー (頬)
みーみんめー みーみんめー (耳)
ひーじんとー ひーじんとー (ひじ)
いーゆぬみー いーゆぬみー (魚の目)
二 あがりあかがりば しみなれーがいちゅん(日が昇ったら 学校に参ります)
かしらゆてぃたぼり わうやがなし(髪を結って下さいませ 私の親御様)
(囃子)
三 だいくくぬみるく わがしまにいもち(だいこくの弥勒 私の島にもおいで下さい)
うかきぶせみそうり みるくゆがふ(そして広めて下さい 弥勒の太平の世「ゆがふ」を)
(囃子)
四 みちみちぬちまた うたうたてぃあしぶ(道々のそこかしこ みんなが唄を口ずさむ―平和な世の中)
みるくゆぬゆがふ ちかくなたさ(弥勒の「ゆがふ」が近くなったようだよ)
(囃子)
引用(赤田首里殿内 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E7%94%B0%E9%A6%96%E9%87%8C%E6%AE%BF%E5%86%85)
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