結~つなぐ、ひらく、つむぐ~

身近な自然や社会との関わりを通して、マイペースで、新たな自分探しに挑戦しながら、セカンドライフ、スローライフを楽しむ。

赤田みるくウンケー…300年の伝統行事

2015-08-16 | 文化

 那覇市首里赤田町の公民館(赤田クラブ)は、琉球王府時代、「首里殿内」と呼ばれていた跡で、入り口に、「首里殿内跡(シュンドゥンチアト)」の案内板があります。

 8月16日(日)、赤田クラブで、「みるく」(弥勒)「ウンケー」(お迎え)の催しがありました。

 午後4時30分、首里殿内跡を出発。「みるく」を先頭に、「お供」「路次楽(るじがく)」「ミルクングヮ(みるくの子どもたち)」「ミルクングヮの父母等」が続き、約一時間かけて町内をスネーイし(行列、練り歩き)ます。

 その後、6時から、「奉納芸能」「盆踊り」等が行われます。

 路次楽の一団は、「ドラ」「つおな(ピーラルラー)」「鼓(クー)」「チャンチャングヮー」で、「赤田首里殿内」を奏でながら、ゆっくり歩いていきます。「ミルクングワァ」は、ン力ジ(ム力デ)旗を持ち、ときどき、声をあげながら、行列に華を添えていました。

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 「赤田首里殿内」

一 あかたすんどぅんち くがにどぅーるーさぎてぃ(首里赤田村の首里殿内に 黄金に輝く灯籠を提げて)

  うりがあかがりば みるくうんけー(それが明るく灯ったらば 弥勒様をお迎えしよう)

  (囃子)しーやーぷー しーやーぷー (頬)

      みーみんめー みーみんめー (耳)

      ひーじんとー ひーじんとー (ひじ)

      いーゆぬみー いーゆぬみー (魚の目)

二 あがりあかがりば しみなれーがいちゅん(日が昇ったら 学校に参ります)

  かしらゆてぃたぼり わうやがなし(髪を結って下さいませ 私の親御様)

  (囃子)

三 だいくくぬみるく わがしまにいもち(だいこくの弥勒 私の島にもおいで下さい)

  うかきぶせみそうり みるくゆがふ(そして広めて下さい 弥勒の太平の世「ゆがふ」を)

  (囃子)

四 みちみちぬちまた うたうたてぃあしぶ(道々のそこかしこ みんなが唄を口ずさむ―平和な世の中)

  みるくゆぬゆがふ ちかくなたさ(弥勒の「ゆがふ」が近くなったようだよ)

  (囃子)

引用(赤田首里殿内 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E7%94%B0%E9%A6%96%E9%87%8C%E6%AE%BF%E5%86%85

参照(赤田首里殿内 http://video.search.yahoo.co.jp/search?p=%E8%B5%A4%E7%94%B0%E9%A6%96%E9%87%8C%E6%AE%BF%E5%86%85&tid=d4f8af1eebecdbed234d0653ca037c7e&ei=UTF-8&rkf=2&dd=1


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