サクラ標本木の代替わり！…那覇市末吉公園

　１月１９日、「那覇市末吉公園」を訪ねました。目当ては、「花見橋」を渡った左側にある「ヒカンザクラの標本木」です。ところが、行ってみてびっくり！元の標本木が、根本から１メートル位のところで切られ、「標本木」の標識も見あたりません。
　園内をあちこち探しましたが、見つけることができず、２０日の朝、「沖縄気象台」の担当者に尋ねると、「元の標本木」の具合が悪いので、「新しい標本木」を選定したと、こたえました。新標本木は、橋を渡った、右側にありました。

（引用）桜の標本木、進む代替わり　老齢化で後進育成急ピッチ（http://www.asahi.com/eco/TKY201103250234.html）
「桜の花が開き始める季節。気象庁が出す桜の開花・満開宣言を支えるのは、各地の気象台などが観測を続ける５９本の標本木だ。避けて通れないのが木の老齢化。「後輩」に道を譲る標本木もあり、後継の育成が進む。……後継候補として副標本木を選び、開花・満開日を標本木と比較して観測を続け、結果に差がないと見極めてから引き継ぐのがルール。」

（引用）那覇でサクラ咲く　全国で今季初(日直予報士) - 日本気象協会 tenki.jp（http://www.tenki.jp/forecaster/diary/deskpart/2017/01/14/62891.html）
「日本列島に強烈な寒気が入っている一方、沖縄では一足早く桜が咲きました。沖縄・奄美ではヒカンザクラをソメイヨシノの代わりとして観測しています。全国で今季初のサクラ開花です。14日、沖縄気象台は那覇市の末吉公園にあるヒカンザクラの標本木で５、６輪の花が咲いているのを確認し、サクラの開花を発表しました。平年より４日早い、昨年より７日早い観測です。サクラの観測は主にソメイヨシノで行われていますが、沖縄・奄美ではヒカンザクラをソメイヨシノの代わりとして観測しています。ヒカンザクラの開花は沖縄・奄美で１月中旬ごろから、ソメイヨシノの開花は九州から関東で３月下旬から始まります。」

「花見橋」を渡った左側、旧標本木の隣にもヒカンザクラが植栽されており、こちらは大部開花が進んでいました。

末吉公園１

階段を下りる

花見橋

元の標本木

新標本木標識１

標本木のサクラ１

標本木のサクラ２

新標本木

標本木隣のサクラ１

標本木隣のサクラ３

標本木隣のサクラ４

標本木隣のサクラ５

標本木隣のサクラ６

標本木隣のサクラ７

標本木隣のサクラ８

旧標本木隣のサクラ２

旧標本木隣のサクラ３

旧標本木隣のサクラ４

階段を上る

サクラ桜標本木の代替わり…那覇市末吉公園