一小節の独り言 ~Naoto Nozaki's official blog~

ギターの先生

 昨年12月から、「ギターを弾けるようになりたい」という人が我が家へ習いに通ってます。

そもそもはYUMIさんのちょっとしたお知り合いで、わたしが市内のミュージックスクールの講師登録をしている事から、「そこに通うのはどうしたらいいか」と相談されたのがきっかけ。

 ただ話を聞くとギターには触ったこともない、勿論自分のギターも持っていないという完全無欠のド素人さんなので、それでいきなりスクールへというのも少々乱暴な気がして。
 じゃあ、もし構わなければoffice adagioで面倒見ましょうか?という話になったのであります。

 で、現在月に2回、1時間程度のレッスンをしてるんだけどもね。


 この生徒さん、やりはじめたらとてつもないバイタリティ。 

 自分のギターを持ってないと練習できないから色々マズいんだけど、ギターったって安いものじゃないから「買え」とは言えないなぁと内心思っていたら、すぐにちゃんとギターを購入してきて。

 まだちっちゃなお子さんがいる主婦さんなのに毎回ガッツリ練習もしてきて、先回課題としておいたものは2週間後にはバッチリ仕上げてくる。

 いやもう、それは舌を巻くような凄いやる気です。 ガンガン色んな事を吸収して、ガンガン進歩してきます。 こうなってくると先生の方も「素人さん相手~~♪」と気を抜いているわけにもいかず、あれこれ工夫をしながら毎回教えております。
 いや~、ここまでどんどん進歩してくれると、教え甲斐があるってもんですよ。 ええ、ええ。

 ま、もともとが「ちょっと弾けるようになりたい」という事で、たとえば「弾き語りがやりたい」「ステージに立ってみたい」というほどの希望ではないので若干気が楽ではあるんですけどね。 でもこういう本気で一所懸命取り組んでくれる生徒さんで良かったな~~と、わたくしも喜んでおります。


 彼女を見ていてしみじみ思うのはね。

 人っていうのは、何かをやろう!という前向きな気持ちがあれば、出来ない事ってないんだな、という事。
とかく、こんな事が出来たら良いなぁなんて事は誰にでもあると思うんですけど、なかなか実行には移せないですよね。 そこで一歩踏み出せる人って、やっぱりすごいなあと思うんです。

 そうそう。 
 マスターヨーダも仰ってました。

 「やる」か「やらないか」だけだ。 試してみる、などいらん  と。


 そして、ヨーダのフォースを目の当たりにして「こんな事が出来るなんて信じられない!」というルークに 「それがお前の出来ない理由だ」 と。


 我々は、もしかすると自分の色んな可能性を、自分の心で潰しているのかもしれませんね。

 一所懸命ギターを練習して、毎回ちゃんと進歩してくる彼女を見ていて ふとそんな事を思いました。
 がんばって、いっぱしのギタリストに育ててあげねば・・・。

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