ようやく春めいてきました。昨日は、豊中のデイサービスセンターに落語の出前に行きました。犬甘野は、ようやく春の息吹を感じ始めたところですが、豊中はもう春が来ていました。行かせてもらったデイは元お風呂屋さん。風呂好きの私には格好のロケーションでした。「火焔太鼓」をやらせていただきましたが稽古のようにはいかず、どうしても緊張しますねえ…まだまだ、です。
さて、前にも記しましたが4月3日(木)19:00~21:00、豊中人権まちづくりセンターで8月23日本番の「豊中平和演劇祭」の稽古が始まります。当面は毎週木曜日の19:00~21:00が稽古です。16人キャストが必要ですが、まだ全く目途がついていません。演出の船越さんは、当日参加いただいた人から決める、とのことです。多くの参加をお待ちしています。当日都合がつかないけれども参加希望の方は、山口(090-3842-0766)まで連絡ください。
〇故郷喪失というより、故郷が無いというような現在の日本…。しかも、どんどん心の拠り所となるものが失われつつある。歳をとろうが若かろうが「幸せ」だった頃(いろいろと生活が脅かされていなかった頃)を見つめ直し、立ち返り新しい生き方や未来を作っていく、そういうふうにしてみたいですね。原発問題、食品害、公害etc、etcしっかりアンテナを立ててみつめなければ…
よく人間観察をした上で演じておられますね(特に老人役の方々)。模倣をするというのは、しっかり人間をみつめなければ出来ないこと。感心しました。よくラテン音楽(アルパの効果はいいですね)を使っておられますが、場面転換おメリハリにうまくはまっているように思えました。
印象に残るセリフもいくつか。「年を取るのも悪くない」云々。印象や感動というのはその場では強く心に残るけれども数日たてば忘れるなり弱まるなり、ということになりがち。でも、さりげない「ひとこと」といったものはいつまでも心に残り、ひいてはさりげない「ひとこと」といったものはいつまでも心に残り、ひいては劇そのものをも思い返してくれるように思うのですが…