司法取引があったというM紙のニュースも見た。内部告発をすると自らの刑量をまけてもらえるという制度。ことし6月、刑訴法の改定でできるようになった。その2例目という。一例目は「三菱日立パワーシステム」をめぐる贈賄事件。いわば「密告報奨制度」を活用して表沙汰になった事件といえるが、日産の場合、経営責任を担う社長も同罪と思うし地検特捜部も承知しているはず。
新自由主義の寵児のごとく、ニッサンという日本企業に大ナタを振るって成功者扱いされたトップの逮捕劇をどうみるか。メディアに振り回されることなく、しかと、庶民の目で究明するべし。
ネットを検索していて、2015年7月17日発信のWSJの編集長インタビューに目が留まる。同紙編集長がゴーン日産会長に訊いた。「これからの自動車の姿」「自動運転とは」「日本の企業文化」はどう変わったか、などの質問に答えた後、自身の役割と後継者問題も質問されている。そのなかで「日産は内向きになっていて多くの問題から抜け出せなかったのでアウトサイダーが必要だった。そのアウトサイダーは日本人であってもよかったのだ」と。その言真実かもしれん。
「多くの問題」となにか。大胆なリストラ、非人道的なコストカットによる経営再建策に表現されている。4万人もの首切りと正社員の非正規への置き換えなど。日本人でもデキたのに外国人のオレだからできたのさ。一方、「労働者犠牲の巨額報酬」というニュースも現れた。開発部門で派遣の技術者として働いていた労働者が「労働者を犠牲にして得たカネだ」「自分たちはコストではない」と述べていた。そこらを洗いざらい明らかにしてほしいね。昼は、パスタ・ナポリタン、午後、箕面のスーパーへ青野菜などを買いに走る。写真上=千里東町の八中土手に咲く皇帝ダリアと下=白菊。
美醜には皇帝ダリアも菊もなし 昇龍子
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ノーやん
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