道中、ソクラテスの「蝉は幸せだ。なぜならモノを言わない妻がいるから」という逸話を思いだす。いつもガミガミ言われていたのかな。ソクラテスは。悪妻の代名詞とされた妻クサンティッペのこと。なんでかな。帰宅して調べてみる。あまり大した根拠はないな。多分に後世脚色された伝聞の類。
たとえば、「ある時、クサンティッペはソクラテスに対して激しくまくしたて、彼が動じないので水を頭から浴びせた。しかしソクラテスは平然と『雷の後は雨はつきものだ』と語った」とか。「よい妻をもてば幸せになれる。悪い妻を持てば私のように哲学者になれる」とか。たわいのない落語のような話ばかり。朝から晩までジイジイ言われている愚老などからみると世の中良妻が居るのかと思ってしまう。悪妻もまた良妻なり。花は花に変わりなし。ではないか。これわがソクラテス的妻観なり。
木槿咲くソクラテス妻も花として 昇龍子
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ノーやん
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