「ただ暑い暑いというだけでは句になりませんよ」。けど半端やないでこの暑さ。午後2時09分、甲州市で39.1度、岐阜の多治見で38.6度。浜松市天竜区で37.9度。ぼくが若いころ仕事で行ったことがある愛知県新城市は山間のまちで夏は涼しいところやった。そのまちが正午前に37.3度やて。市街地の名古屋、京都もお昼前に35.5度。ちょっと異常やでこの暑さ。暑さをいくら誹ってもしょうがないけどなんとかならんのか。責任者出てこい、と言いたなるねえ。いまのところ熱中症にならんように水分をこまめに摂って自己防御するしかない。
原発再稼働の申請が8日、北海道、関西、四国、九州の電力4社（5原発10基）からあった。「原発ゼロ」をめざしたはずの政府は安倍政権に代わってから福島の教訓もうやむやのまま原発セールに乗り出し、国内では「新規制基準」を御旗に原発再稼働へ走りだしている。去年の夏は電力不足を生じなかった。しかし猛暑のことしは電力不足になるとでもいうのかね。
日の国日本ほど、自然エネルギーの活用条件に恵まれている国はないのではないか。自然エネルギーの活用に目を向ける北欧などでは日本企業の技術が役立っていると聞いたことがある。本家の日本でこそ生かすべきでないか。地域の雇用拡大にもつながるし。猛暑来ていろいろ考える。写真下はせんちゅうパル北端の花壇ニワゼキショウなど。
猛暑来て考えくるくる地熱かな 龍尾
