地植えしたばかりのアリッサム、ネモフィラ、ヘリオフィラ、菜の花など、ようすを見る。赤黄色に染まった桜の枯葉が舞い落ちる。若苗はおおかた活着している。よしよし。「枯葉よ～」の歌が聞こえてくるようだ。
近頃、明け烏の喧しさにある種恐ろしさを覚える。明け方、月光の中を歩いていると烏のグルが頭上からグアグア～とわめく。府知事選挙に続いて大阪市長選挙がきょうからスタートした。大阪維新の会と言う地域政党が府市を解体して一人の司令官が指揮する「ONE大阪」にするんやという。どこか烏のわめき声に似ていて気味が悪い。共産党が反ハシズム”の共同闘争をよびかけたという。当然だろう。勇断に拍手する。こんな選挙を見るのは生まれて初めてや。わがおおさかの行く末を見届けたい。
きのうの「毎日」に、カラス料理の話が出ていた。茅野市のEフランス料理店で「信州産ハシボソカラス」のロティがけっこういけるらしい。「鶏の砂肝のような食感で野性味があり、イメージと違っておいしい」という。娘にその話をしたが「食べる気がしない」という。烏の一本脚付きロティはいかがかな。
赤黄色の枯れ葉の歌に根付く苗 愚老
シャンソンの枯葉のように歌う苗 同
