ノーやん日記パート2

バッタとカマキリ

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 けさも涼しい。夕べ雨が降ったせいか。清々しく6時前起床。花壇に水やり。ビンカが育たず全滅に近い。サルビアとコレウスも育ちが悪い。欅の毛細管のような根が蔓延っているせいだと思う。水をやってもやらなくても欅の末梢神経のような根は水をもとめて這い上ってくる。夏場は手に負えない。痩せた花に散水すると緑いろの小さなカマキリが飛び出した(写真下)。

 朝、千里局花壇へ。こちらはマリーゴールドも縁どりのトレニアもしっかり育ち花付きがよい。日差しが強い。汗をふきふき、花がらつみ、雑草引き、周辺清掃、水やりをする。ヒマワリやマリーゴールドにバッタが群がっている(写真上)。散水すると音をたてるように飛び移る。

 帰宅して芥川龍之介の文芸評論を「横読み」する。「芭蕉雑記」補輯の中に、芭蕉が「人を見て法を説く」ように門人に接していたという記述に目が留まる。その中に、翁の門人・小川破笠が伝える逸話「嵐雪なども俳情の他に翁を外し逃げなどいたし候よし。珠のほか気づまり面白からぬ故なり」という記事があった。夏目漱石に私淑した龍之介は、そういうもんだ、「いかなる門人もその私淑する師匠の前には多少気づまりに感ずるものである」と実体験から頷いている。20代の頃「芸術的にクリスト教を愛していた」(「西方の人」)という龍之介も、やはり「東方の人」(「あまりに日本的な」)だったのかなあと考えた。

はたはたや退路絶たれて道初まる 草田男
翅ゆるび易き蟷螂風追って 冬一郎

散水へ飛蝗さわさわ飛び渡る 愚句
蟷螂のわれを怖れぬ睨みくら 同



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コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}ありがとうございます。
fm
「蟷螂のわれを怖れぬ睨みくら」

野性的な葉にカマキリが登場してよい写真になりました。
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