曇り。きょうは節分。冬。あすは立春。冬と春は隣り合わせ。あさ、診療所へ定期診察。血液・尿・心電図の検査結果を聞く。毎度のことながらアドバイスは塩分を控えることと炊いた青野菜を摂ること。昼はパスタ・ナポリタンにハムエッグを乗せて貝割菜をふる。
楽太郎師の落語を聞きながらウトウト笑う。岩波文庫の昔ばなし集「桃太郎・舌きり雀・花さか爺」を読む。「桃太郎」は青森の話だった。全国どこにもある話と思ったがそうでもないらしい。「鬼が笑う」という話はちょっと卑猥だった。人は笑わない話。
午後、豆まき用の豆や缶ビールなど買いに。スーパーの節分コーナーは巻きずしに人だかりしていた。縁起担ぎの好きな浪速っ子。恵方巻は大阪・船場から発したらしい。帰り道、千里南公園の梅林をのぞく。咲いてる咲いてる。老人どもも寄っている。(写真)一句考えるが浮かばない。日記帳でここ数年を振り返る。恵方巻レジにずらっと鬼女並ぶ(19年)/きょうばかり俄江戸っ子恵方巻(18年)/「大阪の笑い」を横に鬼やらい(17年)/節分の夜は鬼いず独り酒(16年)。ことしもパッとしないが、
鬼は内豆撒きやめて噛み砕く 昇竜子