ノーやん日記パート2

凧揚げ母子

 晴れ。あさの気温零度。マンションの裏庭に霜柱が立つ。けさも家族そろって雑煮とおせちを頂く。娘が幼稚園児のとき、親子絵画で「花火」の絵を描いた話をした。ぼくの記憶にはないがよく覚えているらしい。いまもスケッチは好きなので落書き帳を見せる。「上手や」と褒められた。そうは思わないけど嬉しい。

 直木賞作家・森田誠吾さん(1925-2008)の「いろはかるた噺」(求龍堂)を読む。いろはかるたの歴史を探究した本。「ことわざ」史でもある。古くは「九州・三池」が名高いそうだが「かるたの主産地は京」といい、天明の頃(1782~1789)「ことわざかるた」を「いろは順に組みなおす」「上方かるた」が誕生したという。その後「江戸かるた」もできた。「いろはかるた」の変遷が整理されていてなかなか面白い。

 ぼくのこどものころの「いろはかるた」は「いぬもあるけばぼうにあたる」「ろんよりしょうこ」「はなよりだんご」…だったが、昔は「一寸さきやみの夜」「論語読みの論語知らず」「針の穴から天のぞく」…だったという。お昼はすき焼き鍋の残りで焼きうどん。おいしかった。

 午後、千里南公園へ散策。途中、津雲台団地の小公園で家族の凧揚げを見た。母親が凧を揚げ、子どもが追いかけていた。「落語」の正月風景を思い出す。公園で遊ぶ人多し。梅林の梅がぽつりぽつり咲いていた(写真上・中)。新型コロナ感染は元日、全国で3,247人。東京783人、大阪262人。豊中2人で累計961人だった。東京と神奈川、埼玉、千葉の4都県知事がきょうにも緊急事態宣言の発令を国に要請するというニュース。ドタバタ。五輪・パラの方針方策は?

 凧揚げの母を追いかけ追いつけず 昇龍子

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