ノーやん日記パート2

お化けひまわり

 曇り。千里南公園へ散歩。お化けのようなのっぺらぼうのヒマワリに出会う(写真上)。花弁がない。他のヒマワリはふつうの顔をしている。隣で槿が恥ずかしそうに咲いていた(写真下)。牛ヶ首池には朝早くから鯉釣り客が来てはった。大雨で濁った池で鯉がかかるかな。

 自室で「日本の支配者」を読む。膨大な資料を読みこなした本であることが出典やグラフなどからもわかる。筆者の佐々木憲昭さんは東海地方を中心に衆院議員を6期18年務めた共産党の政治家である。いまはリタイアされているが同党の経済政策第一人者だ。

 本書は、1960年代には6大企業集団といわれた財界がどう変遷したか、財界がときの政権の運営や政策まで口出しする政治の金権構造がどのようにしてできたか、下級裁判所の判決まで覆す対米従属の国家構造の隠された真実まで、戦後の日本支配者の骨格部分を詳細にあぶり出す。金融危機が騒がれたときの数十兆円というべらぼうな公的資金投入を国民に負担させたいう話などもうすっかり忘れていたが思い出せば怒りがつのる。お昼は、寄せ揚げでざる蕎麦。 

 ひまわりののっぺらぼうがおじぎする 昇龍子

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