未明雨のち晴れ。早朝4時、家を出た時は降っていなかったが、しばらくすると細い雨が降り出した。闇の街灯に秋の雨が絹の糸のごとく浮かんでいる。弱ったな。 わが家へバックする。すでに足は1丁目のパークヒルズの中にある。急ぎ足で帰るが葛の葉の雨露にしっぽりと濡れる。お昼は愚妻のケチャップこてこてパスタを頂き、午後、友人のKさんと町内を歩く。いろいろまちの声を聞く。 闇灯の煙糸引く秋の雨 昇龍子 川に被る萩の雫の万朶かな 同