ノーやん日記パート2

雪舞う午後の鳩と烏

 曇りのち雪のち晴れ。佐々木邦著「珍太郎日記」を読む。父教師母主婦姉3人。姉たちはみんな優等生なのに珍太郎は末っ子のできの悪いやんちゃ「小僧」。珍太郎が日記で家庭や文明化する社会、序列社会の軍隊、学校生活などをリアルに描く。空気銃の話などぼくの危ない体験や和装暮らしの母親のもんぺ姿など思い出す。まだ読み途中。教育者の父親はだれにでも「面白いか」と聞くクセがある。その問答が笑えないが面白い。ぼくの義父も公立O高校の校長をしていたが家庭ではあまり威厳がなかった。俳句には凝っていたようだが「なに、お祖父さんの足元にも及ばんよ」と姉にはボロカスだった。

 新型コロナ感染は連日2万人台を超えている。きのうは全国20,991人。死者4人。わが豊中79人。大阪2,549人、東京3,719人、神奈川1,859人、埼玉1,139人、愛知1,153人。沖縄・広島・山口に続いて、東京・埼玉・千葉・神奈川、新潟、岐阜・愛知・三重、熊本・宮崎・長崎の一都10県も「まん延防止等重点措置」の適用を国に要請し、あすにも決定される見通しという。多発している大阪など関西はどうするのかね。いまさら後手の後手踏むのはカッコ悪いか。「まんぼう」も効き目なしか。

午後、業務スーパーへ 豆腐、卵、牛乳買いに。急に雪が舞いだした。千里津雲台の千里みどりのさんぽみちに入ると鳩の番が何やら地面を突っつき歩いていた。団地に入るときょうも白壁の家にカラスが集っていた。もう2週間ほど見る光景。気味が悪い。白猫も近ごろ見かけない。人が住んでいるのかどうかも分からない。

雪の降る小道こつこつ鳩番 昇龍子

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