ノーやん日記パート2

故郷想うイネの香

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 晴れ。けさも町内を徘徊し汗を流す。早朝5時ごろまちが薄明るくなると蝉がいっせいに鳴き出す。カラスが何倍も大きなだみ声をあげる。「ノータリンのノーやんが来たぞオー」と知らせているようでもある。帰宅して新聞を読む。

 トーストにハムとチーズとポテトサラダにトマトスライスをのせて朝食。「漢詩をたのしむ」を読む。日本語で気楽に読みすすんでいるが、漢詩には起承転結がある。5言絶句、七言絶句、五言律詩、七言律詩。四つのアクセントの「四声」がある。それも時代とともに変化する。だから漢詩の味わいはトーストやマグドナルドのようにはゆくまい。

 この齢になると難しいことはあまり考えたくない。シンプルイズビューティフルや。でもいろいろ考え巡る。つきつめることもなくまた眠る。

 昼になりパスタをつくる。トマト缶詰と牛乳で肉団子を炒めコンソメで味付けしてソースにする。午睡。

 午後、緑地公園の天牛書店をのぞく。万葉集の現代訳4冊と俳句歳時記(春秋欠落・明治書店刊)が格安で出ていたが買わずに帰る。途中、吹田市春日町のイネの香に足が止まる(写真上)。しばし故郷を思う。望郷の思いキリンのごとし。

イネの香の故郷遠く雨紛紛 龍尾

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}猿投村をよくご存じで。松本たかしの句に、麦秋や遠き猿投山に猿投村 があります。もう様変わりしているでしょうね。
fm
「イネの香の故郷遠く雨紛紛」

故郷とはイナゴでタンパク質を補った猿投でしょうが。猿投神社には十年ぐらい前に訪れたことがあります。



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