ノーやん日記パート2

一億総幸福社会こそ

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 雨のち曇りのち晴れ。きょうは、早朝雨が降ったせいか少し冷える。半袖のTシャツでは寒いので園芸ボランティア用のジャンパーを部屋で着たところ、愚妻が怒りまくった。外で着た汚れたものを部屋のなかで着て横になるとはなにごとや、というわけや。なにがどう汚れるのか知らないが精神的な怒りに過ぎない。「寒いから着ただけやで」「それやったらタンスから出して長袖を着なさい!」。黙ってジャンパーを着たまま外出する。

 きょうは府営住宅団地はどこも清掃日らしい。東町も北町も圧倒的に女性が出て清掃している。男性は少ない。市民体育祭もあちこちの小学校のグラウンドで始まった。こちらは現役男性が設営に頑張っている。掃除で身体を動かす人、体育祭で身体を動かす人さまざまだが日本人は集団行事によく参加する方かな。

 一億総活躍社会担当大臣というわけのわからん大臣が出現したがこちらはどこかうさんくさい。すでに国民一億総活躍しているのではないか。憲法の平和主義を覆したうしろめたさから目くらましするために言いだしたように見える。戦争法成立後の「一億総火の玉社会」という別の意図が隠されているかもしれない。

 第二次世界大戦で日独伊の三国同盟を結んで起こした戦争。70年後のいまもひとりぐじぐじ反省を拒んだのが日本の安倍政権や。だれも責任を取らぬ「一億総懺悔」をしてから70年後、この政権は突如「一億総活躍社会」てなことを言いだした。憲法第13条がうたった国民の幸福追求権。「生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利」の尊重を「立法その他国政」に求めたことはどう受け止めているのかね。憲法第25条が「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」をうたい、「国はすべての生活部面について社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」と義務付けたことはどう実現したと見ているのかね。「一億総活躍社会」というのなら人権尊重・幸福権追求の憲法の到達点と課題を国民に示しそのために働く内閣でなければならない。が、そんな憲法意識はかけらもないな。わしゃ知らぬ内閣や。
              腰曲げて爺の雨の朝刊日 昇龍子
               

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%泣くwebry%}ぼくはまだ腰を曲げるところまでにはなっていませんが、腰曲がりの爺さんが雨の中朝刊を配達しているのにびっくり。「一億総活躍」はすでにやっているぞ、と思いました。
fm
「腰曲げて爺の雨の朝刊日」

昼は雨が止んでいましたが、今はどうでしょう。寒いですね。葛根湯を飲もうかな。ちょっと腰が痛みます。
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