ノーやん日記パート2

アジサイと川鵜

 晴れ。朝は涼しいが日中は夏日。米朝師の「桂米朝句集」を読む。米朝師は小学生のときから俳句に関心をもち旧制中学のころにはかなり熱心に俳句に取り組んでいたという。落語家になってから「一時縁が切れた」そうや。それがある会の打ち上げの場で盛り上がって月いっぺん句会をしよやないかということになり、1969年1月新宿の鮨屋さんで「東京やなぎ句会」がスタートした。宗匠は入船亭船橋師。メンバーは他に、永六輔、江国滋(故人)、大西信行、小沢昭一、加藤武、神吉拓郎(故人)、永井啓夫(故人)、三田純市(故人)、柳家小三治、矢野誠一という顔ぶれ。

 米朝師の俳号は「米」を分解して八十八(やそはち)という。句風は生活からにじみ出るユーモア。まっすぐな句もあればバレ句もある。初鶏の声より先に山の神/あの時のしまい忘れし餅のカビ/風鈴も鳴らず八月十五日/底冷えの京のうどんのなつかしき/日陰より日陰へ移る立ち話/うちの子でない子がいてる昼寝覚め。句会では高得点をよくとっていたそうな。俳句修行のネタにさせてもらいます。昼は素麺。
               鉄柵の鵜の目紫陽花にはあらず 昇龍子
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コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%ふつうの顔webry%}変な漢字?や記号の並ぶ暗号のようなコメントはとりあえず削除しました。
ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%ふつうの顔webry%}何と書いたか忘れましたが日本語ですよ。どういうことですかね。驚きました。どう対応すべきかパソコンの先生に聞いてみます。
fm
暗号ですか?
fm
米朝師匠の句は面白いです。「風鈴も鳴らず八月十五日」。日本人にしかわからないでしょうし、私には記憶もないですが、おそらく風もそよがなかったでしょう。

昇竜子さんの今日の句はちょっと難句かな。
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